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エロ本業界の内幕をちょっくら話してみようかな…<超初級編>

あんまり海外起業とは関係ないけど、日本でやっていた仕事のことでも話してみようかと思った次第。
ちょうど、ほかのブログでエロ本がらみの話をしていたのもあるし、いまやってる単行本仕事のデータがなかなかこないから暇なのだ(笑)。

いや、やる気になればやることはいっぱいあるんだけど、待っているときってなかなか気分が乗らなかったりするじゃないの。

さて、おいらがいままでにやった出版関連の仕事は、だいたい次のような感じ。

●編集者として

 <雑誌>
 コンピューター雑誌 3冊(1冊は編集長)
 エロ本(定期刊行) 4冊(ほとんど編集長)
 エロ本(臨時増刊) 8冊(たいていはひとりで作った)
 ちょっとエロ的雑誌 1冊(編集長)

 <書籍、ムック>
 コンピューター教本 20冊以上
 野球ムック     3冊
 営業ツール本    1冊(詐欺みたいな会社の)
 女子アナムック   2冊

●ライターとして

 <雑誌>
 エロ本記事     数限りなく
 女子アナ記事    数限りなく
 政治関連記事    数限りなく
 コンピューター記事 数限りなく
 野球記事      数限りなく

 <書籍、ムック>
 食品関連      1冊
 法律関連      3冊
 人物関連      2冊
 芸能関連      1冊
 経済関連      1冊

まあ、ざっとあげたところでこんなもんかな。
まだ忘れているのがあるような気もするけど。

このなかで、ひときわ目を引きそうなエロ本関連の話でもしてみよう。
今回はその初級編ということで(なんの?)。

エロ本でもっとも大事なもの、それはお姉ちゃんの裸である(言い切り)。
これはどんな方法で撮っているのか…これが多くの読者にとっての最大の謎であろう。
エロ本にロマンを感じている人は、これ以降の文章を読んではならない。
なぜなら、現実を知ればバカバカしくなるに違いないからだ。

世の中には、モデル事務所みたいなのが山ほどありましてな、そこに所属している女の子が星の数ほどいるですな。
みんな、できればそんな仕事をしたくないと思うかもしれないが、たいていの場合はこういうエロ専門モデルみたいなところなわけ。
こういうところに所属するためには、宣材と呼ばれる写真を撮るのだけれども、すでにその時点でパンツ一丁の写真を撮られる。
それを多くの編集部やらビデオ会社の人間が見て、撮影を依頼するというわけなのだ。
つまり、その時点で多くの人間たちに裸を見られてることになりますな。

で、そのギャラはどんなものなのか。
もちろん、これにもピンキリで格差がある。
まず、単体女優と企画女優という大きな扱いの差があるのですな。
前者は事務所が頑張って売ろうとしている看板商品、後者はそれ以外。
で、前者の場合には、いわゆるAV女優のような仕事をしている人がほとんどなのであります。

だけど、ご存知のとおり、エロ本のほとんどの記事は「街でナンパしたお姉ちゃん」とか「たまっている人妻」とか、そういうキャラってことになってるわけで、グラビアヌードページのようなものを除けば基本的には後者を使うわけですな。

そのギャラ…いやあ、ほんとに言いにくいな…でも書いてしまおう!
なんと、事務所に支払う金額で3万円~8万円くらいだ。
これはさまざまな諸条件によって変わる(目線の有無から、撮影内容までいろいろ)。
まとめて3人とか頼めば安くしてくれし、人気のある娘はふっかけてくる。

で、たいてい、丸一日撮影で拘束ってことになる。
ホテルの一室などを無断で使用し、パシャパシャとあられもない姿を撮られるわけだ。
この対価がこの金額…みなさんはどう考えるだろう?

一応、つけ加えておくが、あくまでも上記のは事務所への支払いだ。
女の子から直接聞くと「今日は1日1万円」なんてことを言ってたこともあった…。
恐ろしい…この日本で、その金額で脱いでしまうだなんて…。

こうしてやって来るお姉ちゃんたちにもいろんなのがいる。
「エロ本撮影なんて聞いてない!」ってのが結構多いな。
だけど、おまえ、すでに裸の写真撮らせて登録しているんじゃねえの?

また、事務所もいいかげんなのが多く、遅刻してくるくらいならまだかわいい。
突然、女の子が辞めてしまったとか、連絡がつかないとかで、無断でべつの娘を連れてくるケースも多い。
まあ、ヤクザな業界だからねえ。
事務所のバックに本当のそれがいるところも珍しくないし…。

で、最近はこれらの女の子の仕事もさらに過酷になってると申し上げておこう。
雑誌にDVDがついているのが当たり前になった昨今、これらのお姉ちゃんをビデオ撮影することも多くなった。
ギャラはその分上がるわけだが、いわゆる「本番」までいっても、いいところ15万円が上限だ。
それより安い、とても口にできないような金額が山ほどあるってことは、言わずと察してほしいところ。

ついでに、彼女たちにとっては悪夢としか思えない話を書いておこう。
これらの写真の使いまわしなんて、ごく日常のことだ。
一応、口約束では、1回使ったら終わりってことになってるが、事務所も編集部もまったく気にしていない。
同じ会社で作っているべつの雑誌に転用するくらいならまだかわいいもんだ。
業界が狭いだけに、他社との貸し借りだって普通に行われている。
目線でも入れちまえばわからないからね。

それに気づいた女の子がクレームをつけてきて問題になることもある。
縁談が破談になったなんて、シャレにならない話もあった。
だけど、これらの仕事には、常にそういうリスクがあることを忘れてはならない。
エロ本制作側のモラルも問題なのだが、はっきり言って、あっちはヤクザなお仕事なんでね、それを求めたところで無駄だと思う。

このリスクを本当に承知し、それでもやりたいというのなら、ぜひともエロ本業界に関わってやってくださいな。
おいらは絶対に勧めないけどね。

(たぶん、続く…)

別窓 | 哀愁だらけの出版業界 | コメント:0 | トラックバック:0
200802261819
一応、本業ってわけで、たまには中国の文学の話でもしようかと思ったわけなのだ…

いま、ビデオ屋で買ってきたDVDを見ている。
「金田一耕助殺人事件」というタイトルのついた、いわゆる映画シリーズボックスみたいなやつだ。
「犬神家の一族」「八墓村」など11作も入っている。
どうせコピー商品なんだろうけど、もう気にするのはやめた。
日本に戻るとき(があれば)コピーは捨てて、本物を日本で購入するよ。
そうでもしないと、なんにも見たいものがないんだもの(汗)。

そういや、八墓村の映画はタタリを重視した作りになってんだよね。
映画としてはあっちのほうが正解だな。
従妹の女の子が出てこないのは残念だけど。

で、実は、犬神家の一族、映画を見るのは初めてなんですわ(スケキヨマスクはもちろん見たことあるが)。
原作のシズマはわりといいやつだったのに、映画ではまるで雰囲気が変わってる。
お琴の師匠のエピソードも違ってるしね。
あ、犬神家の一族って、リメイク版も出たんだっけ?
これは古いほうね。
おどろおどろしさがまたたまらない。
どうして、いまの日本映画界では、こういう映像撮れる人がいなくなっちまったんだろうね。
市川痕監督、ご逝去。
大往生ですね、おつかれさまでした。

しかし、これ、昭和50年ですか。
おいらが1歳のときですな。
この頃の坂口良子のキュートさと、島田陽子の可憐さはハンパじゃないね(いや、いまでも素敵ですよ、おふたりとも…)。
この時代に生まれていたら、間違いなく熱烈なファンになってただろうな。
ちなみに、あたくしにとっての偶像は富田靖子と市川寛子(テレ朝アナ)だ。
我ながら謎なのだが、野際陽子に怒られてみたいというマゾ的な趣味もあるにはある。
なんとなく傾向が見える?
ていうか、どうでもいいか、そんな話…。

それで気になったんだけど、中華圏の人って、ミステリー好きなのかってことなんだよね。
エンタテイメント文学はけっこう出てるんだけど、殺人を扱っているような内容はあまり見ない。
台湾ではけっこう見たんだけど、香港でもわずかだなあ。
洋書は山のようにあるんだけど。

それにしても思うのは、本当にエンタテイメント文学に関しては、見るまでもなくレベルが低いと思う。
香港で見ていると、本の値段は高いのに、中身はスカスカな感じ。
地元出版社の人間に聞いてみても、はやっているのは日本で言うところのコバルト世代くらいのようだ。
これって、もしかしたらチャンスなのかなと考えているんだけどね。
おいらのような底辺の人間は、大角川やポプラ社がやってるようなこととはべつのことをやらなければならないからね。

とりあえず、中国人の友達に金田一を見せて、その感想を聞いてみようかと思うわけだ。
ついでに「TRICK」も見せてみるかな。

別窓 | 哀愁だらけの出版業界 | コメント:0 | トラックバック:0
200802171510
日本の出版事情もかなりヤバいところに…それもおいらにとってはありがたい話だが…

いや、どうもお久しぶりで。

日本がらみの仕事を片づけ、さらに個人的なことをやっていたら、いつの間にか年が変わって一カ月半…。
それどころか、旧暦を使ってる中国でも新年になってるではないか!

この間、ほとんど日本の仕事ばかり。
こっちの仕事に手をつけたくてもいろいろと事情があって進まない状態だ。
先立つものとか、先立つものとか、はたまた先立つものとか(笑)。
それはジョークだけど(金がないのは事実だが)どうも日本の某出版関係の人間にとって、おいらほど使いやすい人間はいないようで、非常に強引に仕事をまわしてくれているのである。

どんな内容かって?
聞いたら、たぶん、ビビると思う。
その一、これは軽くジャブ。
日本の年末年始の番組をいやというほど録画して、女子アナの晴れ着写真を集め、それをページにするという仕事。
〆切1月5日。
おいら、中国にいるんだけど…なんてことは言わずに、ロケーションフリーと遠隔操作のパソコンでやりましたとも!
そもそも、その雑誌、おいらが創刊編集長だったもんで、まあ、そのくらいの手伝いはしないとと思ったわけですわ。
もしかしたら、読んでる人いたりしてね。
だけど、ちょっとショボーンだったのは、でき上がったページの写真比率がおかしくなってるのに、編集さんが直してくれなかったこと(コノヤロウ)。

で、次なる課題。
とある単行本を1週間で書いてくれって話だったのだ(汗)。
ええ、やりますよ、やりますとも、書いてなんぼの底辺ライターだもの。
こっちでの仕事に集中したいけど、とりあえずまともな飯も食いたい。
しょうがないからやったさ、やったとも!

これで終わりかと思ったらまだまだアマいらしい。
ただいま話が舞い込んでいるのは、野球ムックのネタと原稿に、ほかの人が途中までやった状態で流れてきた(おそらく)コンビニ廉価本。

というわけで、しばらくは目の前の仕事を片づけるよりなさそうな今日このごろ。
もっとも、こっちが苦戦しているだけに、ありがたい話ではあるんだけどね。

しかし、わかっちゃいたけど、日本の出版事情も本当にヤバいところにきているね。
結局、どこの会社もあまり高い予算を使うことができず、安かろう悪かろうを連発するしかない状況にあるようだ。
で、ウケると思ったら、類書があろうが、パクりだろうがやるしかない。
不思議なことに、独自の企画よりもこういった似たり寄ったり企画のほうが通りやすかったりするし、話が舞い込んできたりもするんだな。
中国の毒餃子の件があって、そんな本をどこもかしこも企画したようで、おいらのところにもそれをさっさと書けないかと話がやってきた。
結局、あの事件自体が「誰かの故意」だろうってことで、話は消え失せたけどね。

でも、本当に話がつながってたとしても、あんまりやりたくなかった。
中国の食品事情をここまで酷くしたのは、中国の人民をとことんまで貧しく、意地汚く変えてしまったヤツら、とくに外資にある。
そういう単なるアンチ中韓とは違う切り口のネタだったら喜んで書かせてもらうんだけど。
中国が楽園なんて言わないし、日本に比べりゃ問題が多いのも事実だけど、日本での報道はあまりにも常軌を逸していると思う。
詳しくは書かないが、中国よりもよほどアメリカやブラジルのほうが問題だってのは、こっちで食品会社やっている人間の間では常識なんだそうな。
聞けば聞くほど、震えが止まらなくなるような話が実際にあるからね(アメリカの狂牛病人間版としか思えない奇病がはやってる地方の話とか…)。

なんの力が働いているのかわからないが、やはり日本のマスコミはどこか妙な方向に向かっている気がするね。
そのひとつである出版界もまさにこの通りだ(念のためにつけ加えておくが、多くの人間はこの状況を打破したいと、真剣に仕事に取り組んでいる)。

そんなわけで、あたくしはそう簡単に食いっぱぐれることはないのである。

だけど、本一冊書いて、30万円にもならんことなんてしょっちゅうだ。
逆に言えば、それしか予算がないから、おいらのような底辺に仕事を振っているんだろうけどね。

あー、原稿書かなくちゃ!

別窓 | 哀愁だらけの出版業界 | コメント:0 | トラックバック:0
200802160048
香港の出版事情を見る限り、まだまだやれる余地は山ほどあるなあと思った次第…

こっちに来て、どんな仕事をしているの? と、聞かれても、実のところ細かく答えることはできない。
国際的な出版業というところまでは話せるが、それ以上は企業(おいらひとりしかいないが)秘密である。

それじゃ実も蓋もありゃしないので、とりあえず、エンタテイメント路線だということだけ言っておこう。
最初に刊行できるのは早くて年の瀬、普通に年明けになると思う。
ちなみに、発刊地域は香港と台湾を予定している。
つまり、金になるのもおそらくは来年の3月以降ってことになるね。
それまで、なにがなんでも生き抜かなくてはならない。
こっちは生活費安いからどうにでもなるけどね。

さて、せっかくだから、今回はこっちの出版事情についてちらほら紹介しよう。
香港、台湾、マカオを含めた中国というか、いわゆる中華圏の人々は、日本人同様に結構本好きである。
日本ほどではないけど、書店は普通にある。
普段、日本人から見ればものすごくやかましい人たちだけど、本屋ではやたらと静かだ。
ものすごく真剣に買う本を吟味している。

日本と大きく違う点は4つ。
まず、日本のような固定価格ではないこと。
一応、本には標準価格というか希望価格のようなものが印字されているが、その通りの価格で売っているとは限らない。
香港の本屋では、本に「8折」みたいなシールが貼られていることが多い。
最初はおいらも勘違いしたが、これは8割引ではなく、2割引の意味だ。
中国語では8折でも、英語で20%OFFと併記してあったりするのでややこしい。
話はそれるが、香港の本の値段は結構高い(本土側は安い)。
日本で800円くらいで売ってそうな小説本でも、普通に1000円以上する。
しかも、文字がでかくてスカスカなやつが多く、実質的には500円くらいではと思ってしまうのだ。

次に、基本的に本にはカバーがないということ。
そのくせ、裏表の表紙が折り返されているスタイルが多い。
そのタイプはフランスに多いらしいが、表紙がしおり代わりに使えるのが便利ではある。

また、一般的な本屋には基本的にマンガは置いていない。
日本では圧倒的な主力商品だし、こっちでもマンガの人気はすごいのだが(とくに日本発のもの)完全に本屋からは分けられているのだ。
ちなみに、こっちでマンガ本を手に入れるには、後述の新聞スタンドで見つけるか、マンガの専門店に行く必要がある。

で、これが最大の違いだ。
書籍と雑誌が完全に別物だということだ。
一般的な本屋にも雑誌のコーナーはあるが、日本のそれに比べればほんのわずかであるし、まったく系統化されていない。
雑誌は雑誌でしかないという扱いだ。
また、雑誌の多くは書店ではなく、新聞スタンドやコンビニへ流通している。
新聞スタンドというのは、日本で言うところのキオスクを、怪しい屋台でやっているようなものだ。

こっちの雑誌は、一般的な書籍の価格からは考えられない安さだ(海外ものを除く)。
香港では、1冊10~20香港ドル(約150~300円)のものがほとんどである。
たまに35香港ドル(約530円)なんて値札のものも見るが、ほとんど売れている様子のないものばかりだ。
そのくらい、こっちでの雑誌の扱いは低い。
でもって、内容も薄っぺらくてひどいのが多い。
やけにオマケだけ充実していて、雑誌の体をなしていないのもある。

また、雑誌の系統化ができていないこともあって、新聞スタンドの陳列も適当なのが多い。
マンガ本の脇にエロ本が並び、ビジネス誌の横にはホモ雑誌(?)があるような実にいいかげんなところが多数ある。
そんな場所に、一緒にマンガの単行本が並んでいたりするのもなかなか不思議な光景だ。

このように、雑誌で儲けることは、いろいろと難しい。
価格面にしても、流通面にしても、クリアすべきことが多数ある。

しかし、これは逆にチャンスだと思うのだ。
理由と手法はここでは話せないが、中華圏での出版はまだ日本以上にチャンスが残されているとおいらは思っている。
ギャンブルみたいなもんといえば、それまでだが。

あたくしの壮大な(?)賭けがうまくいくかどうかは、もう数カ月待っていただければと。
少しずつ、状況報告をしたいと思っておりやす。

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