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こいつらなんもわかってねえな…

夜中に怒りの記事を書いていた流れで、いろいろ日本の金融をとりまく状況について調べてみた。
そんなことよりさっさと仕事を片づけなきゃならんのだけれども…。

最近、ろくにやってなかったので知らなかったのだが、金融庁がFXの規制に乗り出しているという情報をいまさらながら見た。
で、おいらの結論だが「こいつらなんもわかってねえ」である。

さて、金融庁がなにを規制しようとしているかと言えば、FXのレバレッジだそうだ。
レバレッジというのは、言ってみれば倍率のようなもの。
業者によってルールがいろいろあるので、いちがいには言えないが、口座に放り込んだ資金の○○倍の賭けができるというものだ。
おいらはそんな業者知らないが、いまでは最大600倍なんてものがあるそうだ。

ちなみになんのローカルルールも関係なしにレバレッジ600倍というのを解説すると、1万円の資金で600万円分の資金を動かすことが可能であり、1ドル=100円とすれば、6万ドルぶんの取引ができるということになる。
6万ドルを買い、1ドルが101円に上がったとすると、その価値は606万円。
つまり、6万円分が利益となる。
逆に99円に落ちたなら、価値が594万円になるので、6万円の損だ。

ただ、口座には1万円しかないのだから、当然6万円の損失をそのまま許してくれるわけがなく、業者にはロスカットルールというものが存在する。
自己資金(が基準とは限らない、業者による)に対する維持率が一定の数字を割った場合、強制的に決済される仕組みだ。
たいていは50%とか70%とかそんなもんである。
1万円に対する50%は5000円であるから、わずか8銭の動きで強制終了だ。

ちなみに、同じルールを、一般的なレバレッジ100に置き換えると、1万円に対して1万ドルの取引であって、50%ロスカットなら50銭の逆行まで耐えられることになる。

上記は極端な例だが、このように高レバレッジの取引というのは、非常に高リスクである(あくまでも例としての計算なので、実際にはこの通りでないことをお断りしておく)。
これでわかるように、FXってのは投資というよりもギャンブル的性格の高いものだってことだ。

これがレバレッジというものの怖さなのだが、FXに限らず、世界中でこんなことばかりが行なわれてきたのが現在の金融危機につながっている。
レバレッジで膨れ上がった見かけの金が、同じようにレバレッジによってしぼんでしまい、その影響が各所に波及したのが現在である。

そういう問題点があるのは事実なのだが、言ってみればレバレッジによって、小さな金額によるギャンブル投機ができるというのは、一般庶民にとって非常にありがたい話でもある。
なぜなら、大方の庶民にとっては、株なんてとても買えるようなものではないからだ。

その点、FXは非常に手軽だ。
1万円程度でできなくもない、庶民にとってありがたい投機なのだから。

ただ、今回、金融庁はそのレバレッジの引き締めにかかろうとしているわけだ。
ちなみに、いま聞こえてきている話は、最大で30倍程度。
通常、FXは1万通貨(ドルで言えば1万ドル)を1ロットとしているところが多いので、最低でも3万5000円程度の資金が必要になる。
もちろん、わずかでも毀損すればアウトなので、実質的には10万円からのギャンブルとなるだろう。
これで敷居は大きく上がることになる。

一見、この規制によって安全になるように見えなくもないが、結局、より大きな金を用意しなければならないわけで、必ずしもリスクが小さくなるわけではない。
正直、かえって破産者やら自殺者を生み出すことにならないかと危惧を覚えるわけだ。

なにゆえ金融庁がこんな規制に着手したかについては、安全性という表向きの理由とはまったく違う憶測が広がっている。
そのなかでも思わず頷いたのは、株式市場についてだ。
現在、この金融危機で株価は下がっており、最近戻しているのは、年金資金等の公的な買い支えではないかと言われている状況だ。
FXが人気になり、株式市場から資金が逃避しているのをそっちに引き戻そうとしているという意見にはなるほどと思うわけだ。

だが、株に金を投じられる金持ちなら、FXのレバレッジ規制などさほど影響はない。
もとより、余裕資金がある人間は、FXにおいても高レバレッジの取引などしないのだ。
というわけで、本気で金融庁がそんなことを考えていたとしても、結局は空振りになると推測できる。
ただ、金のない人間がチャンスを奪われるだけで終了である(そのうちの一部は、海外の業者に移るかもしれない。どっちにしてもあんまりいいこととは思わない)。

まあ、実際のところ、こんなギャンブルなんかろくなものではないし、手を出さないほうがいいんじゃないかとあたくしは思う(と、さんざんやってきたおいらが言うのもなんだけれども…)。
だけど、ちょっと考えてみてほしい。
これだけ不況が続き、デフレが継続され、おまけにハゲタカどものおかげで金融危機まで起こされ、いまの日本がなんの夢もないような状態になっているのもまた事実だ。
こんなとき、一攫千金、一発逆転の夢を見ることを非難できるのかと、あたくしは思うわけだ。

おいらはべつに聖人君子ではないし、えらい貧乏もしたし借金も抱えたし海外逃亡もしたし(ていうかいまも似たようなものだし)金が欲しいという気持ちはものすごくよくわかる。
いまの世の中、金がなければどうにもできないことが山のようにある。
実際、おいらには手段を問わず金を作らなければならなかったことが人生のなかに何度もあったし(犯罪はしてないが)かき集めた最後の現金で、いまだに思い出しては背筋が凍るようなギャンブルをやってのけたこともあった。
で、なぜかわからないが、運よくいままで切り抜けてこられた。

こんなことになったのも、前にもちょっと書いたかもしれないが、銀行の自己資本率規制などの「日本を疲弊させる」ための売国行為をやらかした金融当局のせいだ(その経験があったから、世の中のことを調べるようになったし、こんなブログなんぞを書いている)。
こいつらのために、まともに運営されていた企業が貸し剥がしを喰らい、倒産や家族離散、自殺などの悲惨な目に遭わされたのはまぎれもない事実である。
おいらはその影響をもろにかぶったひとりだ。
だから、どんなにリスクがあろうと、命やら全財産を賭けることになろうと、一発勝負しようという気持ちはものすごくよくわかるのだ(ついでに言えば、だからこそ、その覚悟のねえヤツには腹が立つので、前の怒りの記事につながったわけだ)。

まあ、すぎたことはもうどうでもいい。
大事なのは、金転がしのような虚業が、実体経済よりも魅力的に映るような社会のままにしておいてはならないということである。
だから、金融庁の連中はわかってねえと言ってるわけだ。
こんなクソみたいな規制をやったところで、それしか方法がないと思ったら、闇金から金を借りたってギャンブルをやるような人間が出てくるとおいらは断言する。
これは綺麗事では済まない話だ。
非常に逆説的だが、これなら少ない金でギャンブルが行なえる現在の状態のほうがはるかにマシってことになる。

正直、そんな話はどうでもいいことで、いま目を向けるべきは、根本の金融行政だ。
このへんは財務省や日銀の管轄の部分もあるが、とにかくこの国のデフレギャップを埋める行動をしなければ始まらない。
市中に金をまわし、内需型の景気回復を図ることが最優先だ。
そのためには、国債なんぞいくら刷っても、どれだけ日銀に引き受けさせても構いやしない。
これも何度も繰り返し書いていることだが、そもそも日本の借金問題なんてものはどこにも存在しないものであり、こじつけの増税と緊縮財政によって、日本を疲弊させるための「売国プロパガンダ」でしかない。

で、いま、公務員の給料を削減するという方向で、とにかく切り詰めに動こうとしているようだが、これもまったく逆効果だ。
むしろ、民間の給料を公務員レベルに引き上げていくべきなのだ。
必要なのは、上述したマネーサプライの増加と平行して、公共事業を拡大させることである。

こうやって庶民にギャンブルよりも働いて稼いだほうがいいと思わせることこそが、むしろ役人のやるべき仕事だろう。
そうすりゃ、結果的に株価だって上がる。
小さなパイを奪い合うという考えから、パイをでかく膨らませる方向に切り替えない限り、日本の経済は今後もずっと疲弊することになる。

このネタを扱っているニュースなどでは、規制によるFX業者への影響とか、投機効率の話ばかりが取り上げられているわけだが、いいかげんこの国の最大の病巣である、国民の幸福をまったく考えない体質について考えていかなきゃならないと思うのだが、いかがだろうか?

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200905050748
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