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これ以上デフレ野郎はいらんわ
野田のクソ野郎が民主党代表選出馬とか抜かしてるようだな。
週刊文春(確か)に政策のすべてを公表だって?

何十回でも何百回でも言わせてもらうが、こいつらが主張してもいい政策は2009年民主党マニフェストに沿ったものだけなのだ。
どうせまた、財政再建がどうこうってくだらない言い訳しつつ、こいつとその裏の連中が本当にやりたいハイパーデフレ政策ばかり並べるつもりなんだろ?

だいたい、つい最近、無意味な円売り介入なんてかまして、またもやカネを金融屋連中に献上したばかりではないか。
日本にとって有益なことはなにひとつしてないどころか、国と国民が損することばかりやってきたこのクソ財務大臣なんざ、官邸よりも小菅のほうがお似合いだ。

いいかげん、正統民主党に政権返せってんだ。
ハッキリ言って、菅や仙谷ら民主党乗っ取りグループのモタモタ&壊国政策で笑ってられるような状態じゃねえんだよ。

もしかしたら、小沢が野田首相を容認しようってことかもしれないが、さすがにちょっと考えてもらいたいね。
政治としてのやり方としては正しくても、国民の心が離れていくのは決してプラスにはならんと思うぜ。
この前の菅内閣不信任案のときにも書いたことだがね。




いま、なにが起こってるか知ってるかい?
例の米国債格下げ(正確には米国債じゃなくて米国の格下げって話もあるが、借金に関する件で格下げってんだから米国債格下げで問題ないでしょ)工作に続いて、同じくスタンダード・アンド・プアーズが住宅ローン関係まで格下げというニュースが出て、株安が拡大。
ダウ・ジョーンズなんか一時400ドル近く下落したそうだ。

前にも書いたが、先週の格下げ騒動なんて、攻撃の一部分でしかない。
これから、さらに市場が動揺(したフリをして経済を破壊)するような攻撃が続けられる可能性は非常に高い。
住宅ローンは、まさにアメリカ経済と世界の債券市場のアキレス腱なのだ。

前から書いているように、正直、株価なんてどうでもいいというか、株価だけは死守しなきゃならんみたいなインチキ経済予想屋に惑わされるべきじゃないとおいらは考えている。
本来、経済危機のときは、金融市場なんぞではなく、その影響をひっかぶる実体経済を支える策をとれば済むことなんでな。

しかし、そもそも施政者やマスコミが金融屋の手先なもんだから、絶対にそんな方向には向かわないのが現実だ。
前回の米国債の話でも書いたように、ここからの連鎖でカネの消失まで影響が広がれば、金融に呑み込まれてしまってる世界経済がまるごとエラい目に遭わされることになる。

そういうことを狙ってやるようなヤツらがいるってことを、そろそろ認識してもらいたいね。

さて、市場の動きを見てみると、現在、米国債10年ものの金利が急降下しているようだ。
これがどういうことかと言えば、米国債が買われているということである。
「なんで?」と思う人もいるだろうが、これは素晴らしく単純な理屈なのだな。

考えてみるまでもないのだが、米国債ってのは、最大の債券であって、これがぶっ飛ぶということは、カネの価値どころか意味を変えてしまうようなことなのだ。
好き嫌いなど関係なく、世界中がこの米国債詐欺に呑まれてしまったいまとなっては、それが現実なのでどうにもしようがない。

つまり、この米国債がぶっ飛べば、ほかの債券などまったく無意味になるが、その逆であれば可能性が少ない、ということになる。
この危機の流れで、ほかの債券や株が危機に向かうことは間違いないわけで、それならまだ米国債のほうがマシってことになるわけだ。

ご存知のように、ヨーロッパは経済危機でぐちゃぐちゃになっている。
今日、イタリアなどの国債買い支えが決まったが、さっそく、さらなる格下げ攻撃によって、その効果は金融市場から消し飛んでいる(主張してることがアメリカ共和党の緊縮財政と同じだということを考えれば、スタンダード・アンド・プアーズが右寄りカルト宗教系金融屋の一味だってこともわかる。つまり、ヨーロッパ潰しってことだな)。
新興国は、すでにバブルからインフレの危機に突入し、まったく安全な投資環境とはなっていない。

というわけで、カネが流れる先は、米国債を除けば、金(ゴールド)などの商品市場や、日本円、スイスフランということになる。
つまり、アメリカからカネが逃げ出して、世界の各国に行くかといえば、むしろ逆にアメリカに引き戻されていくことになるというわけだ。
事実、ちょっと前に警告したように、日本円、スイスフランを除き、ほとんどの通貨がドルに対して値下がりしている状態である。

これでわかったと思うが、あの格下げ騒ぎというのは、アメリカを攻撃しているようで、実は世界経済に対する破壊工作なのだ。

揺さぶるだけ揺さぶって終わりになる可能性も当然あるが、常に最悪は警戒してなくてはならない。
ちなみに、明日(ていうか今日だけど、アメリカ時間の8月9日な)は、FOMCという、アメリカの金利絡みの政策発表もある。
マジでなにが起こってもおかしくないと、念のために言っておこう。

いいかげん、国民にちゃんとカネまわす気のある人が政権についてくれんもんかね。
おそらく来週あたりから動きが出てくると思うが、野田や前原の動きや、それを扱うマスコミの態度を見てると、これもまた警戒しなきゃならんなあと思うね。


別窓 | 日本もがけっぷち | コメント:3 | トラックバック:1
201108090123
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この記事のコメント
 
感服しています
201108091204
冴えてますね。
いつもながら、極めて明解な分析と解りやすい説明ですね。
感服して読んでいます。
引用させていただいています。
ありがとうございます。
2011-08-09 Tue | URL | もうすぐ北風 #-[ 内容変更]

 
ひょっこり。
201108110652
毎度!

またまた紹介ありがとう。

さて、ポスト菅についてだが、小沢一郎はあの通りだし、亀井静香や田中康夫が就くことも当然ないわけで、国民はまともな選択肢がゼロという絶望的な状況である。

石を投げればアメポチ松下政経塾か民主党のフリをした自民シンパ(大連立を掲げている馬鹿幹事長筆頭に)のマニフェストクラッシャーしかいないわけだ。

だから、消去法的に菅継続しかないだろう、、、そう俺は思っていたわけだ。
それに、デフレ政策をやっているのも菅本人というよりも、内閣に何故か入り込んでるデフレ妖怪とか自民シンパだからね。ちがうかな。もちろん、首相としての責任は当然あるわけだが。

まぁ菅が退陣する状況で盛り上がってるマスゴミを見ていると、絶望という文字しか浮かんでこないのだ。

民度に合った政治家が選ばれるというけど、本当にそうかなぁと最近思い始めた。政治家を選んでいるのはマスゴミだろう、と。おっと、其れも民度の表れか。
2011-08-11 Thu | URL | スロウ忍 #ipMHf9iA[ 内容変更]

 
201108131442
≫この米国債がぶっ飛べば、ほかの債券などまったく無意味になるが

このあたりもう少し詳しく説明していただけませんでしょうか。アメリカの債権ということではなく世界中の国債もということでしょうか。
新興国の外貨準備高も大部分は米国債だとしたら米国債のクラッシュは新興国の国債も道ずれにしてしまうのでしょうか。

考えられることは日本もそうですが毀損した米国債の穴埋めをすべく緊急で国債を追加発行することになるので国債の金利が上がって、既存の国債の黄赤くは下がると考えればいいのでしょうか。

となると1349汎アジア国債ETFって実はアジアじゃなくて米国債に投資してるも同じだったとか。

≫通貨安競争
中国と中国に対抗するためにアジア諸国は通貨安を維持していますが、せめて円やスイスフランと同調して対ドル切り上げに向かわないのはどうしてか心当たりありませんでしょうか。
投機規制のあるこれらの国に避難できないので日本とスイスがとんでもないとばっちりを受けています。日本とスイスはこれらの国に対してまでそんなに立場が弱いのでしょうか。

(日本やスイスが財政出動や消費向上政策などの金融政策をとらせてもらえないというのもありますが、いい加減少しはやらせてもらってもいいんじゃないかと思うぐらいユーロとアメリカは自演で通貨価値を落としていますが、どうなんでしょう)
2011-08-13 Sat | URL | sipha #-[ 内容変更]

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201108091159
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