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なんだ、あのおっさん、まだ生きてたのか…というのが本音だが、ずっと前からヤバいヤバいと言われていた、中国の前国家主席・江沢民が死んだというニュースが流れている。
一応、新華社が否定したという話もあるのだが、それでも重病でキケンな状態と書いてあるので、大して事情は変わらんだろうな。 http://www.jiji.com/jc/p?id=20110707141908-1076000 ネットゲリラさんにもこんな記事があった。 ------ 江沢民を炭坑節で見送ろう 江沢民が死んだらしい。酔っ払うと炭坑節を歌うのが好きだった江沢民なので、ここは炭坑節で見送ってあげましょうw ヤツは父親が日本軍のスパイで、本人もホントは日本語ペラペラ。バレると共産党的にマズいので、強烈な反日教育で大騒ぎして見せつつ、裏ではシッカリと上海という土地を日本資本に献上して開発を進めた。政治家の評価というのは、「何をしゃべったか」ではなく、「何を成し遂げたか」で判断すべきであり、その意味で江沢民は日本を引き込んで上海をはじめ沿海部を近代化した日本のパートナーだった。今でも上海の税収の半分以上は日系企業が収めているというんだが、まぁ、中国の繁栄というのは日本の力抜きでは考えられないので、江沢民ひとりが死んだところで大きくは変わらないだろう。というか、次世代の政治家たちは江沢民と違ってもともと日本と関係があるわけじゃないので、反日で大騒ぎする必要もない。これからは妙なプロパガンダ抜きでまっとうな日中関係が築ける事を願いたい。 ------ http://shadow-city.blogzine.jp/net/2011/07/post_b02c.html 赤字にさせてもらったあたりは、このブログでもさんざん書いてきたとおりだ。 でもって、反中人間、反小沢人間なんかにやたら噛みつかれていたわけだが、そういう連中、最近ちっともやって来なくなったな。 ご主人様に捨てられたか?(笑) http://kagiwo.blog18.fc2.com/blog-entry-323.html http://kagiwo.blog18.fc2.com/blog-entry-333.html ![]() 世の中には見かけのまったく逆ってことが山ほどあるんだよ。 アメリカの親日派・知日派ってのが、日本にとって歓迎すべきヤツらかと言えば、まったくそんなことはないように。 中国の反日派が、日本の嫌中派と一緒になって商売やってるお仲間だというのももちろんそうだ。 これも前に書いたことだが、上海近郊ばかりに日本企業を引っ張ってきていたなんて話もあって、ほかの地域の中国人が上海閥(太子党)への反発を深めていたなんて事実もあるわけだ。 実のところ、環境に関する話も似たようなところがある。 中国国内に核も含めて汚染が進んでいるところが山ほどあるのは事実なのだが、その意味では南北アメリカ大陸のほうがはるかに大変なことになっている。 北は核汚染、南は土壌と水質の汚染が大問題になっている。 食品なんかについても、ヤバいものはみんな中国というイメージが定着しているわけだが、実際、検疫等で問題が多いのは圧倒的にアメリカからの輸入品なのだ。 しかも、中国は日本の規制を受け入れてるのに対し、アメリカはそれを圧力で変えさせてもキケンなものを入れようとしてきたし、しているわけだ。 キケンなものといえば、モンサントの自殺種子まで、この震災のドタバタに乗じて農水省に開放させようとしているなんて話もあるわな。 これでもおいら、中国との関わりは長いんでね、中国の山奥で無農薬高級茶を作ってる日本人とか、香港・深センあたりで食品の貿易やってる知り合いとか、実は結構いる。 こういう人たちが口をそろえて言うのは、海外でこれらのビジネスをやるとすると、結局あらゆるリスクを鑑みた結果、中国が最適ということになる、というものだ。 マスコミがぐちゃぐちゃ言ってる話なんてのは、フィクションだと思ったほうがいいと思うね。 中国に問題がないなんて言うつもりはないし、おいらはむしろ山ほどいろいろ問題があって大変だと思っているが、悪意あるイメージと事実とはまったく違う。 まあ、ある意味イメージどおりと思える話もある。 中国人は、中国政府のことはもちろん、周囲の身内でない人間のこともまったくと言っていいほど信用していない。 だからこそ、自分と身内の損得にはものすごく敏感だし、ある意味、それがすべてのモノサシになっているような人間も多数いる。 だが、逆に考えてみれば、自分たちが損するようなことは決してやらないということだ。 いま、中国にとって、中国人にとって、もっとも損することはなにかと言えば、商売ができなくなることであって、経済がストップしてしまうことに決まっている。 前にも書いたことだが、あの人民解放軍でさえも、軍というよりは投資ファンドに近い。 そして、中国は日本など比べものにならないくらい外需によって生きている国であることを考えれば、最重要なのはお客さんである諸外国との関係だ。 要するに、アメリカ、日本、EUと良好な経済関係を続けなければならんというわけだ。 ただ、アメリカなんかと日本では、中国から見た重みがまったく違うということも知っておくべきである。 中国にとって、アメリカはただの客でしかないが、日本とは産業的な依存関係にある。 311震災(事件)によって、東北の工場がストップした結果、アメリカで車がまともに作れなくなったなんてニュースが出ていたが、実はその影響を受けているのは中国も同じ、いや、むしろそれ以上だ。 いま、中国が技術を持っている日本企業を買い漁っているという話がある。 実際には、中国のみならず、ASEAN諸国も多数あるし、アメリカに巣食ってる金融屋さんたちが株価操作の挙句に買い叩いていくケースも前からあるのだが、まあ、そんなことはどうでもいい。 そのへんは、日本政府がしっかりと技術流出を止めるために、カネと防衛の策を取るべきであるというのは事実だ。 もちろん、彼らは金融屋の手先だからそんなことをするわけがないのだがね。 まあ、でも、実際には日本の資本が、欧米にしろアジアにしろ、どれだけの企業、資産、技術を買い漁って所有しているか、という話にも目を向けたほうがいいんじゃないかね。 中国が所有する日本の資産よりも、その逆のほうがはるかに多いって話は知ってる? 自分たちはなにをしても構わんが、相手はやってはならんなんて話のほうがおかしいとおいらは思うがね。 前に、中国が日本にとっての脅威であるかどうかという記事を書いたことがあった。 http://kagiwo.blog18.fc2.com/blog-entry-273.html これを書いたとき、ある日本語を理解している中国人の友達が連絡してきて、彼の意見に確かにそのとおりだなあと思ったことがある。 「日本人は、中国を脅威だと言う。でも、日本は中国人の脅威ではないという。中国人から見ると、日本にはあこがれから脅威までいろんなものが混じった考え方があるのに、どうして日本人は気づかないのだろうか」というものだった。 一応言っておくが、彼は日本で留学し、日本企業で数年働いてから国に戻った親日派である。 脅威であるか否かを考えるとき、日本人は軍事的なことばかりを考えがちだ。 実は、一般の中国人に、軍事的脅威としての日本という考えは薄い。 彼らにとって、日本というのは経済と技術としての脅威なのだ。 最近、高速鉄道に関する話で盛り上がってるが、あれが中国純国産技術であると思っている中国人は少数も少数だ。 日本の技術(実際にはドイツの技術もあるが、こっちはあまり知られていない)を使っていることは当然承知している。 そして、たとえ、その技術を全部習得し、純国産として作れるようになったとしても、数十年前に開発された技術を「やっと国内で作れるようになっただけ」というのが彼らの考えだ。 で、これを海外に売り込もうが、特許を取ろうが、実際にそれをやるときには「裏で日本で泣きついてどうにかしてもらうことになるだろう」と、彼らは非常に冷静に見ている。 日本に精通している人間のなかには、「ハードだけの問題ではなく、運行の問題にこそ日本の技術の恐ろしさがある。しかも、それを両方とも、しれっとやり遂げてしまうのが日本の脅威だ」なんて言う人もいれば、「欧米は決して中国のメンツを守ってくれないが、日本は守ってくれる(全部、中国がやったことにして、裏で仕事してくれる)」なんて見方をしている人もいる。 結局、このように日本という呪縛から離れることができない、という強い恐れが彼らの心のなかにはあるのだ。 一部のアホが国の好き嫌いなんてくだらない議論に血道を上げているうちに、日本と中国には切っても切れない経済共存関係が構築されている。 表向きの話はともかくとして、中国から見れば、経済はもちろんのこと、内政の安定という意味でも、日本は決して失うわけにいかない最重要な友好国家であり、ほかに代わるものが一切ない存在なのだ。 みんな勘違いしてるが、現実はそんなもんだ。 その逆に、日本からみれば、経済的関係という意味では、べつに代わりがいないわけではない。 ただ、その中国は隣の軍事大国だ。 日本としては、中国が安定したままでいてもらうことが国益であるし、あらゆる戦争の誘いにも乗ってはならない。 また、崩壊に向かうような予兆があれば、なんとしてもそれを止めなければならない立場にもある。 何度も書いていることだが、中国をコントロールできるのは、表向きはともかくとして、現実には日本だけしかいないのだ。 よって、日中の友好関係を続けるということは、両国の利益になるだけでなく、必要不可欠であり、ほかの選択肢はないと言っても過言ではない。 逆の言い方をすれば、極東最大の爆弾は、日中関係にあるということになる。 話を江沢民に戻すが、ネットゲリラさんの記事にもあるように、こいつとその取り巻きこそが、反日プロパガンダの発信地であるわけだ。 それに呼応していたのが、その商売上のパートナーである、自民党清和会を中心とする右寄りカルト宗教系の嫌中派である。 ちなみに、香港にいるような中国民主化グループとか、最近引退したダライ・ラマ率いるチベット独立グループなんかも同じ穴のムジナだ。 言うまでもないが、日本でチベットの旗を立ててデモやってたような連中も、在特会のような似非右翼グループも、もちろん同じ連中の手先である。 そして、その裏にいるのは、例によってロックフェラー系の連中というわけだ。 で、このロックフェラー系の連中、だいぶ追い込まれてるじゃないかって観測が前からある。 統一教会の文鮮明はおそらくヘリが落ちて死んでるし、創価学会の池田大作ことソン・テチャクも生きてんだか死んでんだかって話で、おまけに統一教会となにやら仁義なき戦いが始まっている。 その統一教会がガッチリ絡んでいる北朝鮮でも、金正日ことユーリ・イルセノヴィッチ・キムの「オリジナル」がどうなったのかようわからんし、マフィアとして中国・上海閥(太子党)のお客さんであった正男くんも事実上国を放り出されて、違う系統のグループに属する弟・正雲をさんざん非難しているときている。 前の記事でも書いたが、アメリカのデフォルト騒ぎも、IMFのストロスカーンの陰謀も、もちろん無関係な話じゃまったくない。 経済戦争という意味ではキケンなことになってきているわけだ。 そんななか、航空自衛隊のF15が行方不明なんてニュースもあったよなあ。 また例によって中国にヤラれたなんて話になるのかと思ったら、そんな話はなかったように完全無視。 きのこ組によれば、あれはクーデターつぶしだったんじゃって話だが、クーデターに飛行機使う理由があんまりないからどうなんだろな。 http://kinokokumi.blog13.fc2.com/blog-entry-1630.html まあ、そのへんはとりあえず置いておいて、極めつけとも言える江沢民死亡というニュースである。 おいら思うんだけどね、江沢民ってもうとっくに死んでるんじゃないかね。 会議に出てこないというのもいまに始まった話じゃないし、なんでこのタイミングに出てくるかなあと思うんだよね。 次の国家主席と言われる習近平だけど、確かにこの人は上海閥なんだが、太子党(金持ちのガキたちの社交会みたいなのな)上がりのおぼっちゃまではないし、胡錦濤の後押しも受けている(正確には、一度失敗してたたき落とされてるんで、いろいろ因果を含めて引き上げたってのが正解だろうけどな(笑))。 おそらくはその胡錦濤から小沢一郎に話があって、天皇陛下との会見となったのも記憶に新しいところだ。 あのノーパンしゃぶしゃぶごときで操り人形になった宮内庁長官にケチつけられた話を考えても、ロックフェラー系の連中が歓迎しているわけでもなさそうだ。 この習近平のテーマは、貧しい内陸部の田舎を開発したいというものであるらしい(もちろん、そのためには日本との関係が最重要なわけだ)。 「オレたち勝ち組! 沿岸部で独立だ!」という方向の上海閥とはだいぶ考えも違うよね。 そういう流れを見るに、事実上、上海閥って権力失ってんじゃないかって思ったんだよね。 前にも書いたが、上海万博での内政掌握も失敗してるしな。 http://kagiwo.blog18.fc2.com/blog-entry-324.html そう考えると、江沢民はすでに悶死していてもおかしくもなんともない。 ただ、死んだということがバレると、権力闘争に動きが出てしまうからこそ、隠されていたように思えるわけだ。 そして、このニュースが出た直後、新華社が慌てて否定、というのもそれなら頷ける。 ご存知のとおり、新華社ってのは中国政府の広報機関そのもので、ここが報じるということは中国政府の公式発表とイコールなわけだ。 そりゃ、中国政府としても、この時期に無駄な権力闘争なんかやりたくないだろう。 チラシ裏恐縮なんだがね、おいらの考えは、江沢民死亡の情報を出したのも、そして否定したのも、中国政府なんじゃないかと思うんだよね。 その根拠となるいまのアジア情勢なんだが、いちいちおいらが書くよりも、すでにそれについて触れているスロウ忍どののブログを見たほうが早い。 http://surouninja.seesaa.net/article/213097465.html こいつらにとって、起死回生となるのは、中国を戦地にすることである。 もちろん、アメリカのデフォルト(もちろん故意)後の復活もいろいろ考えてるのだろうが、金融については欧州系に押されてて分が悪く、もはや戦争しかないというのが正直なところだろう。 もちろん、中国政府がこの動きに警戒していないわけがない。 となれば、キーになるのはやはり日本であり、味方につけてアジアの融和を目指すのと、むざむざ包囲網に追いやるのでは天国と地獄くらいの差があるわけだ。 上海閥の動きを止めつつ、かといって権力闘争のような面倒を避けるためにやるべきことはなにかと言えば、「ホントは知ってるんだぞ」と脅しをかけつつ「いまは黙っててやるから協力しろ」と条件をつけ、裏で全部話をつけてしまうことなんじゃないかと思うわけ。 だからこそ、日本というか海外から江沢民死亡の情報を流してもらい、それを新華社が中国政府の公式発表としてそれを否定、ただし「重病である」という情報をつけ加えたのではないかと思うのだ。 それが正しいかどうかはわからないが、中国というのは常に、こういう難しいバランスのなかで国を安定させているのは事実である。 このへんのことを分析することが、本当の意味での国益を考えることになるんだがね。 なんにしても、今後の国際情勢は、金融も含めて、大荒れになることが予想される。 常に生き延びるための準備をしておくべきだろう。 そうそう、これは本当かどうかまったくわからないが、NASAが職員に食料等の備蓄を指示したとか、アメリカ人の金銀の取引が違法になるといった情報まで流れているようだ。 正直、眉唾なような気がするのだが、こういう情報が出てくるということは、ウソにしても本当にしても、警戒すべきだと思うよ。 http://quasimoto.exblog.jp/15072677/ http://quasimoto.exblog.jp/15054810/ |
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201107071910 |
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