|
しかし、さっきのは会見者があまりにひどかったから気にならなかったが、これを見ると記者のレベルの低さをほんとに感じるな…。 何度も同じ質問を繰り返すアホが多すぎ。 言質を取ろうってことなのか、まるで理解してないのか…。
とはいえ、原子力安全・保安院のほうも、やはり言葉を選びまくりだわな。 まあ、このへんは官邸側の影響というか圧力というか、結局は政治の問題をたっぷり含んでるんだろうね。
なんせ、再会見の前に急遽官邸に呼び出されて、4時からの予定が5時半開始になったくらいだからな。 そこは想像しかできないわけだが、まあ、いろいろあったんじゃね?
とりあえず、裏読みするまでもなく会見を聞いていてわかったのは、海水を入れても入れても満水になってなくて、1時間30トンの流量で水を流し込み続けているということ。 しかも、水位計があてにならない(つまり、故障)ので、ポンプ側の状況を見て満水を判断するしかない状況らしい。 いつになったら満水で安定するかもわからないし、それで終わりになるかどうかもわからないということだ。 まさに手探りである。
で、被爆の状況についても、現地が混乱していて、情報が錯綜しているという話。 もちろん、はっきりしたことを言いたくても「政治の都合」で言えないだけかもわからんが、いずれははっきりするだろうし、させるしかないだろう。
ちなみに、この会見中に入ってきた情報としては、本日5時10分、福島第一の3号機が「全給水喪失」の状態に陥ったようである。 どうもこれは、水を送ることができなくなり、冷却が行えなくなったということのようだ。
今回の一連の原発トラブル、カンタンに終息とはいかないね。
まあ、少なくとも、楽観論に流れるのは問題だという考えはあるようで、最悪の最悪まで考え、東京電力とともに対応しようということらしい。 安心してはならないが、さっきのグタグタ会見でのなんとも言えない不安だけは吹き飛んだな。
気になる人は、以下の映像を見てくださいまし。
|
|
|
|
201103130723 |