![]() |
巨額脱税疑惑の朝日新聞、略して「脱税朝日」が裏から進めているTPP。
それについて、かつて前原というバカが「第一次産業のGDP全体に占める経済の割合は1.5%。たった1.5%の経済のために、残りの98.5%を犠牲にするのか」なんてアホなことを言ってるように、TPPには産業構造ってものがプロパガンダに使われている。 ちょうどいいから、産業構造についてもおさらいしておこう。 まあ、このへんはいまさらもいまさらだろうけどな。 ・第一次産業 農業、鉱業等の自然界から富を得る産業 ・第二次産業 鉱業等、原材料の加工により富を得る産業 ・第三次産業 第一次、第二次に含まれないもの、サービス業等 これらの分類というのは、コーリン・クラークが定義したものとされているが、実はハッキリとした明確な基準があるわけでもなく、国によっても結構まちまちだったりする。 で、最近はIT等の情報産業が成立したために、ますます定義がややこしくなっている。 それで、最近では第四次産業なんて分類を提唱する話まで出てきた。 このブログでは、第四次産業を情報分野と定義して話を進める。 ![]() さて、めずらしくお勉強の時間のような雰囲気だが、あまり硬い話をするつもりはないので安心して。 この産業構造の分類についてだが「ペティ=クラークの法則」という有名なものがある。 これは、経済の発展によって、国や地域の産業が第一次から第二次、第三次とシフトしていく、というものだ。 まさしくこれはそのとおりになっている。 そして、コーリン・クラークの定義にあったわけではないが、いまの時代は第四次産業が次第に勢力を増している、というわけだ。 日本における(もちろん日本に限った話ではないが)ホワイトカラー幻想というか、なにやら根拠のない階級意識みたいなのは、もちろんこのあたりの影響も少なくない。 ところが、ちょっと考えてみればすぐにわかることなのだが、上位(という言い方もあまりよくないけど、気にしないで)の産業は、必ずその下位の産業に依存することになるのだ。 当然、誰かが第一次産業に従事していなければ、第二次産業も第三次産業も存在できないわけである。 ついでに言えば、第二次、第三次と進むに連れて、付加価値が加算されていくわけだから、第一次産業がGDPに占める割合が低くなるのは、当然のことなのだ。 前原がアホというか天才的な売国奴だと思うのはこういう部分だ。 「第一次産業はたったの1.5%だからどうでもいい」のではなく、「第一次産業がたったの1.5%しかないことが問題」なのである。 そもそも、第一次産業とは、そんなに未来のない産業なのか? 世界を見ればわかるように、農業、鉱業、産油等は、みんな国際金融資本による巨大企業がものすごい寡占の力を強めようとしている。 そして、いま、資源や食糧の高騰も続いているわけだ。 むしろ、これからの時代を考えたら、第一次産業こそがもっとも重視されるべき産業だということだ。 どうしてこんなことが起こっているのか、どうしてみんなそれに気づかないのか、それはなぜだろうか? ここで、例の第四次産業というものが出てくる。 最初にも書いたように、このブログでの定義は、情報分野における産業のことを第四次産業と考えている。 いまの世の中は情報化社会と呼ばれ、あらゆる情報が飛び交い、そのなかから正しい情報を得る能力を持った人間こそが勝利者になると言われている。 あくまでもおいらの私見だが、これは半分あたりだけど、半分は間違いだ。 むしろ逆の考え方をしたほうがいいと思っている。 情報産業というのは、世の中から本当の情報を隠すことが商売なのだ。 隠し切って、相手を騙しぬいたヤツこそが勝利者、これそこが本質なのだ。 ここまで読んで、おいらがなにを言いたいのかわかったひとは、かなり勘がいいと思う。 テレビ、ラジオにしても、新聞や広告にしても、みんなもとより「目隠し商売」をやっていた。 教育というシステムも、誰かにとって都合のいい人間を生み出すものであり、一生懸命な教員の人たちには申し訳ないが、やはりその分類に入る。 日本国債を格下げしたというS&Pのような金融操作テロ会社というものもちろんそう。 ついでにいえば、バックにいる誰かの意向に沿って、もっともらしいことを喧伝している政治家もどき、似非学者なんかも、みんな情報産業の一員なのだ。 情報を単純にネットとかITという視点だけで見ている人が多いわけだが、そんなものよりもずっと前から、変わることなく存在し続けていたのだ。 あくまでも、あんなものは道具であって、環境の問題でしかない。 そして、先日騒がれたグルーポンみたいな、割引を強調して人の目をよそにいかないように隠し、それを利用して暴利をむさぼるようなビジネスさえも成立してしまうことを考えれば、結局は使い手次第ってことになるわけだ。 で、この第四次産業の人々が、下位にある産業、とくに第一次産業について、とことんまでネガティブなイメージを作ってきた。 その一方、この裏にいる連中は、せっせと第一次産業における寡占を強めようとしているわけだ。 こういうところまですべて含めた定義で考えれば、第四次産業なんてものは、なにやら新時代の産業のように呼ばれているが、ただの目隠し機関であって詐欺組織でしかない。 こんなヤツらが、えらそうにふんぞり返って、無実の人間を追い詰め、その裏で脱税やらなんやらやってるわけだ。 「脱税朝日」みたいに!(嘲笑) そして、その連中が頑張って進めようとしているのがTPPである。 これに関して、またバナー作ろうと頑張っているのだが、あまりにもネタが多すぎてまだ苦戦している(笑)。 どうせ記事も起こすことになるわけだから、この問題について先に記しておこう! まず、一番大事な話。 TPPってなんだってことになるわけだが、シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドで始まった自由貿易協定だ。 いまのところ、アメリカは一切関係なくて、ただ参加するしないの議論をしているだけってこともポイント。 農業のことだけ、先述の第四次産業どもが抜かしているわけだが、実際には、金融も医療も保険も労働者もなにからなにまでもが対象であり、一切の例外が認められない。 とくに重要なポイントは「金融の貿易障壁」として「郵政」が挙げられているところである。 TPPの裏にある目的のひとつは、郵政の完全民営化であり、日本国民の富の搾取であり、日本国債の命運を握るということなのだ。 もちろん、同じようないちゃもんを国民健康保険などにかけることも可能である。 さらに面白い(なんて言ってられない)話として、アメリカの弁護士や医者が日本に入ってくるという話がある。 しかし、その逆に日本がアメリカに進出することは、アメリカの基準を満たしていないのできないということなのだ。 要するに、これは不平等条約の再来以外のなにものでもない。 そして、農業に関する話。 なにやら米に関する高関税があげつらわれているが、日本の農産品における平均関税率は12%である。 EUの20%よりも低く、普通に開かれていると言える。 むしろ、ここまで農業を犠牲にしておきながら、さらに犠牲にするのか、という話になるわけだ。 食糧に関して、アメリカがどのような法律をつくっているか知ってるか? 大規模農業&モンサントしか認めなくするような、食品安全近代化法なんてものが可決してしまってる状態だ。 で、自由化なんぞをすれば、例によってグローバルスタンダードなるアメリカ基準を押しつけられることになるわけだ。 極めつけ。 結局、このTPPは誰のためにあるのか、という話。 ちたま研究所さんの記事を見るのが一番早い。 ------ TPPについて [日記] 日経新聞なんかでよくTPPマンセー記事を目にする。 まぁあの新聞は米国金融界の広報みたいなものだからすぐピンと来ますね TPPは多国間(環太平洋戦略的経済連携協定) TPP wikipediaより 参加・参加予定国のGDP割合は以下のとおり アメリカ :67% 日本 :24% オーストラリア :4.7% その他(7か国) :4.2% 日米によるシェアが91%となり、TPPは実質日米の貿易協定といえる。 米国のオバマは自国の輸出拡大戦略としてTPPを活用するとしている。 しかしTPP参加国で実質的な米国の輸出相手国は日本だけw そしてこの協定に満面の笑みで前向きな姿勢を表明した管総理・・・ 属国総理大臣の悲しい現実だね 中野剛志先生のよくわかるTPP解説―日本はTPPで輸出を拡大できっこない! ぜひとも動画を見ていただきたい。 TPPは「平成の開国だ」などとマスメディアは煽るが 「明治幕末の開国」は富国強兵によって関税自主権を回復したのであって 関税撤廃を目指すTPPとは正反対のものである。 ------ http://volo.blog.so-net.ne.jp/2011-01-30 なにが開国か鎖国だ! 売国か護国かって話だろうが! なんかこれをやらんと日本が孤立するみたいに言ってるが、ほんの数カ国の話だし、中国も韓国もまるで参加するつもりなし。 ただアメリカの奴隷になるだけだ。 小沢先生がハッキリと言ってたじゃないか「TPPはアメリカの戦略だ」と。 自由貿易論者だが、その前に防衛を固めなければ意味がないと。 そんなもん、議論するまでもなく、さっさと蹴っ飛ばせって話なのだ。 前に書いたことをもう一度書くが、この日本奴隷化策が始まったとしても、おいらはべつに困らない! むしろ、得になることがいっぱいあると断言してきた。 ただ、大多数の日本人は本当に苦しみあえぐことになるぜ! 第四次産業の連中が必死に隠してる情報をこじ開けて、本気で戦うしかないんだぜ! |
||
![]() |
||
201102071652 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
COMMENT |
管理者だけに閲覧 | ||
![]()
|
||||||||||||||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||||||||||||||
TRACKBACK |
| やっぱり、毎日がけっぷち |
|