![]() |
岩上安身氏による仙波敏郎氏へのインタビューが話題になってるね。
警察のやってることをここまで生々しく証言した例は、おそらくほかにないだろう。 まあ、言うまでもなくマスコミが取り上げることなんかないわけだ。 ねつ造された小沢疑惑追求(?)は毎日のようにやってるのにね。 この事実だけで、マスコミが社会の公器だなんて話は大ウソであり、特定勢力の一部だってことは明白だと思うんだが、こういう情報があることすら知らない連中はどうでもいいとして、ネットなどで見聞きしてもそれを認めようとしない人とか、小沢嫌い嫌いで思考停止している人ってのはなんなんだろうね。 そっち側の人間なのか、よほどのバカってことになるんだろな。 念のために言っておくが、おいらのこのブログというのも、ある特定の勢力の一部である。 ただし、マスコミとか警察とはまったくべつの勢力だがね。 そもそも個人で好きにやってるものだから、勢力と言えるほどのものでもないだろうけどさ。 ![]() 仙波氏のインタビューはふじふじのフィルターさんで見るといいと思う。 文字おこしまでしてあってとてもありがたい。 http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-e111.html(前半) http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-0fb0.html(後半) おいらは、この仙波敏郎という人を基本的に支持している。 警察という組織の正体について、うまくバラしてくれてる人のひとりだからね。 なんせ、内部にいた人だから、誰よりも説得力がある。 そういう内部告発系の人って、工作員じゃねえかと疑いたくなるような人もいるんだが(まあ、尖閣ビデオ流出のアレなんて、そのまんまだしな)この人の証言と、世の中で起こっていることや知り得る情報を見比べてもまったく矛盾がない。 だから信用できる、とおいらは思う。 その上、前にも書いたように、あたくしは現在の警察がアッチ側、つまり全体主義側にいて、おいらの利権に敵対する勢力だと思っているから、こういう話はいくらでも利用させてもらわねばと思うわけだ。 なんて言ってるとそのうち捕まえられるか消されるかするかもなぁ。 まあ、おいらは植草先生みたいに影響力ないから、あっちにとってもどうでもいいだろうけどな。 念のために言っておくが、痴漢も覗きもしねえよ(笑)。 どうしようもないくらいのエロ人間だという自覚もあるし、そんな汚名かけられたとしても気にしねえけどな。 もちろん、自殺もしねえよ。 そんなことはどうでもいい、話がそれた。 というわけで、おいらは仙波氏支持の姿勢だ。 しかし、この問題については、騒ぎ方を間違えないようにしたほうがいいとは思うね。 前から何度か書いてきたことだが、基本的に人間というのはあさましいものだってことを忘れてはならない。 みんな口にはしないし、本気で違うと思い込んでいる偽善者も多いと思うが、人間ってのは、みんな自分の利益で動くものだ。 で、妬みをさんざん植えつけられてしまった日本の国民は、意識的か無意識的かは人によって違うが、とにかく他人が得するのを嫌がる風潮がある。 そのもっともわかりやすい例こそ、現在の事業仕分けショーだろうね。 ムダムダ、削れ削れの大合唱。 でもって、本質も見ずに蓮舫なんぞを英雄視しているヤツらも多いわけだ。 で、この考え方というのは、実は結構危険な一面を秘めている。 庶民は、この警察の裏金のような話を知ったとたん、税金のムダ使いだと、どんどん削れと、また同じことを主張するだろう。 それと同時に、いまは公務員の給料が優遇されすぎという考えが蔓延していて、削減削減の大合唱も起こっている。 要するに、庶民というのは、警察にとって損になることしか主張しないわけで、完全な敵対関係ってことになる。 こういう構造は、なにも警察に限った話ではなく、また、いまに始まった話でもない。 前にもそんな話を書いたことがあったが、マスコミの妬みの誘導に乗せられて、もとより内部に存在したネズミどもだけでなく、官僚機構全体を一般国民の敵対勢力にしてしまった、という事実があるわけだ。 言いたくないが、だからこそ、彼らは国民のために行動するどころか、疲弊させて抵抗できないように持って行こうとするわけさ。 つまり、全体主義者たちと同じ方向を向いているわけ。 仙波氏による、裏金作りのために事件や犯人が必要で、そのために冤罪が作られるという指摘、また、だからこそ、そこに切り込もうとする政治家を排除するという事実は非常に危険なものだ。 よって、我々の利権としても、警察の裏金を止めなければならないというのは、まさしく同意だ。 だが、一般国民と警察が敵対している状況というのは、まさしく全体主義者たちの思惑に乗っかることになるわけで、我々は警察の危険な部分を排除しつつ、同時に味方にしなければならないわけ。 いま問題になってるNシステムとか、ネットの言論監視・統制とか、そういう危険なのが出てくる最大の原因は、警察から見て、国民が組織を脅かす敵であるという認識があるからで、ある意味、警察と国民の対立ってのも、分断統治の一種なのだと思うわけだが、どう思うかね。 そのためにも、国民の利益にそったことをやれば優遇されるという、ごく当たり前の形を作るべきだと思うね。 たとえば警察に関して言えば、裏金なんぞ作らないでもいいように、予算をまるごと警察にぶん投げてしまって、自由にやってもらったらどうかと思うね。 もちろん、ただ彼らにくれてやるという話じゃない。 検挙率とかそういうものではなく、憲法や法律を守ることによって、利益に繋がるようにすればいいのだと思う。 まず絶対に必要なのは、徹底的な情報公開、取り調べや証拠の完全可視化、そして、警察の違法行為を国民が訴え、それを例外なく公開で審査するシステムだろうね。 情報公開においてとくにやらなければならないのは、欧米ではごく当たり前のシステムだが、捜査責任者を完全公開する義務を持たせることと、記者クラブを廃止し、情報の寡占を違法化することだな。 で、警察の違法行為認定状況によって、個人個人の昇進はもちろんのこと、警察全体の予算が決められる、くらいのことをやればいい。 その代わり、その予算を捜査に使おうが、ボーナスに使おうが、飲食や旅行に使おうが、外郭団体を運営しようが自由(もちろん、全部、要公開だが)。 そうすりゃ、本気で法律の番人を務めることが、警察の利益に繋がるわけだ。 ムダを削れ削れとやってるよりも、これくらい大胆なことをやったほうがいいと思うけどね。 結局ね、この世の中で一番ムダなことってのは、ムダムダと叫んで、本来自分たちを守ってくれるはずの人間や組織を敵にしてしまうことなのだと思うね。 で、それを狙っているヤツらってのは、従順な家畜と奴隷を除き、自分たち以外の人間を一番ムダだと思っているってことを忘れちゃならんぜ。 |
||
![]() |
||
201011110825 |
|
||||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||||
COMMENT |
管理者だけに閲覧 | ||
![]() |
||
![]() |
![]() |
|
TRACKBACK |
| やっぱり、毎日がけっぷち |
|