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![]() 日本は今日が参院選だっけ? あんまり書くと「公職選挙法」なるものでグチャグチャ言われそうなのでやめとくけど、まさか「アメリカにカネを貢ごうとして大臣をクビになったヤツがやってる政党」が大躍進するほど、我が国民はバカではないよね、とだけ言っておこう。 さて、実は久しぶりの政治ネタである(笑)。 ![]() といっても、これはスリランカの話。 現在、スリランカの国連の前では、連日のデモの真っ最中だ。 その理由は、去年に終結したスリランカの内戦における人権蹂躙に関して、国連が調査するだのなんだのとずっと圧力をかけているから。 まあ、こういう話を聞くと、一部の脳みそお花畑な人たちは、国連はいいことをやっている、なんて思うわけだ。 そもそも、スリランカで内戦が起こった最大の理由は、ここをもともと植民地にしていたイギリスが、例によって最大数のシンハラ勢力と少数派のタミル勢力をいがみ合うように仕組んでいったから。 そして、そのどちらにも、国際金融資本連中がやっている死の商人が山のような武器を提供して煽っていたわけだ。 結局、そんなことをしていればどうなるかといえば、いつの間にか戦争自体が「ビジネス」になってしまう。 みんな本気で戦っていたわけでもなく、単純に儲かるから惰性で続けていただけだ。 その状態を見越して、現在の大統領が一部勢力を取り込み、一気攻勢をかけて、内戦を終結に持ち込んだ、というわけである。 なにが悪いかと言えば、イギリスが悪いわけであって、そのバックにいる国際金融資本が悪いのだ。 反政府軍のトップは、言ってみれば、アウンサンスーチーと大差ない、国内の撹乱勢力であって、こういう連中のおかげで庶民の人権がメチャクチャにされていただけのこと。 こんな連中に人権人権言われる覚えはなにもないのである。 まして、現在のスリランカは、戦場となった北部の復興のために、国中が努力している状態だ。 やっと平和になってきたというのに、いまさらなにをかき乱そうとするのか、ということである。 まあ、答えは非常に簡単で、国連やら国際機関なんてのは、所詮、鬼畜米英およびその裏の連中を潤すためにあるようなもので、うまくいっているところの邪魔をするためにあるようなものだ。 ついでに言えば、現在進行中の復興事業において、自分たちの息のかかった企業を介入させようとしている。 どっちにしたってろくなものじゃない。 そのことをスリランカ人は非常によく知っている。 さすがにデモの現場で写真を撮ることはできなかったが、その周囲には「スリランカから手を引け!」「アメリカは黙れ!」のような張り紙が多数張りつけられていた。 日本人よりも、よほど庶民が世界の構造を知っているのだ。 ところで、そういった事業については、スリランカでは日本の企業に来てもらいたいと本気で考えている。 これは日本を持ち上げて言っているわけではなく、事実を言っているだけなのだが、スリランカにおいて日本のゼネコン等が工事したものは、品質もいいし長持ちするし、非常に評判がいい。 しかしながら、そういった話をわざわざスリランカ側から日本企業に持っていったにも関わらず、ほとんどの企業は及び腰だったそうで、現在、それらの事業の大半は中国や韓国の企業の独壇場となっているそうである。 なにやらもったいない話ばかりだ。 落ちぶれたように言われているが、それでもなお、日本の技術や仕事のやり方、人間性や精神については、信じられないくらい評価が高いのだ。 なにもこれはスリランカに限った話ではなく、ほかのアジア諸国でも中東でもそうだ。 日本人はより国際的になるべきだ。 そうすれば、日本というのが、世界でどのように評価されているのか、間違いなくわかるはずだ。 結局、日本人がなにやら自信を失ってたり、引きこもってたりしているのが問題なわけで、その原点にあるのは日本の政治の問題としか思えない。 正直、現在は過渡期であって、政治も経済もなるようにしかならないと思っているが、少しはそういうことを考えて、日本の政治、マスコミなどの問題を考えてみるべきだと思うね。 まあ、我々は、スリランカについても、なんとしても国際金融資本連中の手のひらから抜け出せるように、頑張ってバックアップしたいと本気で思っている。 この国は国民意識が非常に高く、それをやるだけの素地が整っているのだから、とてもやりやすい。 やはり、日本も一度痛い思いをしないと、そういう意識が芽生えないのかもしれないね。 非常に悲しいことだけれども。 |
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201007111747 |
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