![]() |
![]() ここ数日、引きこもって原稿書いていたこともあって「現実逃避」の更新をさんざんやっていた。 おいらのようなろくでなしは、ちゃっちゃと仕事をやるということができないのが問題だよな。 時間もメチャクチャだし(笑)。 そんなわけで、昨日の夜中にテレビをつけっぱなしにしていたところ、一時期話題になっていた「高知白バイ事件」についての番組をやっていた。 この手の冤罪事件はもちろん問題なのだが、こういうのも世界を包んでいる支配構造の一部だってことを知ってもらいたいと思っている。 ![]() 高知白バイ事件に関しては、支援する会や家族でやっているブログやページを見たほうが早いと思うので、ぜひともご一読を。 ほんと、酷い話である。 http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737 前から何度も書いているが、物的証拠がない、もしくは物的証拠とされているものに疑惑の残るケースで、有罪と判定されることがそもそもおかしなことなのだ。 まして、日本では、捜査機関の情報を強制的に開示させることもできないし、弁護士同席による取り調べや録画等による可視化も進んでいない。 だいたい、供述書だって捜査機関の作文にサインするだけという、ありえない状態だ。 本来、検警察というのは国民の安全のために存在するものであって、国民を追い詰める側に立っていることが間違いだ。 また、その逆に、一般の事件だったら無理やりでも有罪にするようなケースでも、なにやら裏のもみ消しが行なわれているような特殊事例もある。 そのへんの根源的な部分からして、もう一度、しっかり政治が考え直す必要があるだろう。 で、日本において、これだけ警察や検察、裁判所のあり方に批判が高まっているのに、どうしてこういった構造がなくならないのか、という話である。 実を言えば、これは形を変えた「統制システム」であって、民主主義国家を独裁政治化するための構造なのだ。 やっとのことで本題というか、タイトルに関連する話だ。 自由主義者というのは、独裁政治を欲しているという、矛盾に満ちた話だ。 ここで言うところの自由主義者というのは、自分が儲かるならなんでもやってかまわんではないかという、自由経済を求めている人間たちのことである。 言い換えれば、国際金融資本の連中ってことだ。 こういう人たちにとって邪魔なのは、自分のライバルであり、権利を求めていろいろ言い出す一般民衆だ。 だからこそ、カネという力を使って相手を叩き潰したり、吸収したりするわけである。 その結果どうなるかと言えば、一般庶民はそれらの人間が作り出した巨大企業の僕として働くよりなくなるということだ。 早い話、自分は自由でいいけれど、ほかの人間の自由は認めないという、露骨なまでの自己愛主義なのだ。 これと同じようなことが、世界でも行なわれていることを知らねばならない。 その例として一番わかりやすいのが、イラクのフセインだろう。 いまさら説明する必要もないと思うが、こいつは自分の権力を高めるために、やりたい放題やってきたとんでもない独裁者である。 だが、この男の場合、国際金融資本の受けはよかった。 なぜかと言えば、オイルの利権はもちろんのこと、連中の商売を自国で自由にやらせるなど、国際金融資本の利益にそった動きをしていたからだ。 つまり、このフセインの存在により、自由主義者たちが好き勝手にイラクの富を収奪できたわけである。 そんな都合のいい存在だったからこそ、同じ国際金融資本の持ち物であるメディアや各国の政府が、フセインに対する批判などほとんどやってなかったわけだ。 フセインが一転して世界の敵として扱われるようになったのは、フセインが国内における自分の勢力を応援するようになり、また、原油の取引でユーロ決済に切り替えるなど、利害の一致しない存在に変わったからだ。 それがあったからこそ、国際金融資本はいままで黙っていたフセインの悪行を突然宣伝するようになったわけである。 この事実は、日本にもまったく違った形であてはまるのだ。 それが、日本の警察国家システムというものである。 東京地検特捜部なんていうのは、そのなかでももっとも露骨なものであって、前にも書いたことがあるが、国際金融資本の手先である自民党清和会なんぞにはまったく触らないくせに、経世会系の人間はことごとく疑惑をぶち上げて逮捕するようなことをやってきた。 で、同じく手先であるマスコミは、それに乗っかって、その権力にとって都合の悪い人間を徹底的にたたきに入るわけだ。 こうして国民は騙される。 つまり、検警察の権力ががっちりと守られているシステムも、マスコミの偏向報道システムも、みんな誰かさんの利益のために維持されているものなわけだ。 もうひとつこれらの話で国民が騙されていることがある。 それは「裁判員制度」などに見られるものだ。 これがどのようになるのかと注目していたのだが、いまの報道で出てくる話は、どれもこれも「感情的」なものばかりである。 あたくしはこれが一番危険だと思っているのだ。 裁判は印象だとかイメージで有罪・無罪を問うものじゃない。 あくまでも証拠を並べ、法律に照らし合わせる場であるわけだ。 裁判員制度は、常に「反省の有無」などというどうでもいいことがまかり通ってきた裁判において、さらに感情値を高めるという愚かな制度としか思えないわけである。 そして、マスコミは決して本質を伝えることなく、このような印象の話ばかりをぶち上げるわけだ。 こうして視聴者はさらに洗脳にハマっていくことになる。 結局、これらのシステムは健全化するどころか、どんどん誰かの都合にそったものになってきている気がするけどね。 というわけで、いまの小沢や鳩山に対する動きも警戒したほうがいいと思うね。 ちなみに、このふたりも国際金融資本に絡んだ人間には違いないが、その勢力も割れているわけだ。 東京地検特捜部が清和会守護者であることを考えれば、その裏にいるのはデービッド・ロックフェラーという、戦争大好きジジイのほうだろう。 ロスチャイルド系である民主党主流派とはべつの、米英覇権主義者だ。 どっちもろくなものでないことは確かだが、いまの日本の国益を考えれば、基本的には民主党を主軸におきつつ、亀井大臣に日本を豊かにする方策を次々やってもらうべきだ。 で、同時に清和会系の売国奴どもを干上がらせるために、指揮権発動で検警察の動きを封じ、事業仕分けで利権を奪い取ってしまうのがいいだろうと思う。 結局、この国をまともにするためには、こういう独裁統制システムを破壊し、本当の意味で独立国になることを目指していかねば無理なのだ。 なお、おいらは警察の人全員がダメだとは思わないし、裏金なんて小さなことはどうでもいいと思ってる。 法律と人権にのっとった検警察、司法のシステムを実現するために、数々の冤罪問題をでかい声で振りまきつつ、世間の洗脳を解いていく努力をしたいと思っている。 |
||
![]() |
||
200911250029 |
|
||||||||||||||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||||||||||||||
COMMENT |
管理者だけに閲覧 | ||
![]() |
||
![]() |
![]() |
|
TRACKBACK |
| やっぱり、毎日がけっぷち |
|