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今日の「TVタックル」を見たのだが、めずらしくまともだったな。
亀井大臣はもちろんだが、勝間和代がメチャクチャ正しいことを言ってた。 この番組でわかったことは非常に単純で、おいらも何度も書いていることだが、徹底的に政府がカネを出さないといかんということだ。 ![]() ただ、亀井大臣がものすごく気がかりなことを口走ってたっけ。 藤井財務大臣のことだが。 なんでも、経済成長はいらない、といったようなことを言ってて大激論になっていたとかいないとか。 これね、非常に怖いことなんだよ。 現代の資本主義社会ってのは、経済成長を続けなければならない宿命にあるんだよね。 なぜなら、そこに金利というものがあるから。 カネというものは、でき上がったその瞬間から金利が生じる。 よって、その金利分を埋めるための付加価値を実体経済から提供しなければ破綻してしまう仕組みなのだ。 理論の話で言えば、金利と同じだけの経済成長をしたとして、やっとトントンになるわけである。 つまり、ゼロ成長というのは、実質で言えばマイナスだ。 お話にならないとしか言いようがない。 もとよりどうかなと思ってたけど、民主党の経済運営にはより警戒するべきだな。 頼りになるのは亀井大臣だけである。 べつに事業仕分けはいいと思ってんだよね。 毎年の予算においては、政権与党の思惑で思い切りやったほうがいい。 本番は来年以降になるとおもうけどな。 ただ、そのぶん、補正で大盤振る舞いしなければなるまい。 2兆、3兆なんてレベルじゃまるで無意味だね。 その10倍だっていかがなものかと思うよ。 そういや、勝間が円安に向かわせたらどうかと言ってたな。 正直、介入という形で円安にしたところですぐに円高に向かうことはわかってるので、それはあまり意味はない。 世界がまたインフレになるだけだ。 しかし、勝間が言っていたように、日銀が国債を引き受けて大量に円を発行する形を取れば、海外にカネが流出することなく自動的に円安に向かうわけだ。 いま、日本円の流通量は800兆円くらいなので、100兆や200兆出したところでなんの問題もないどころか、いいことずくめじゃないか。 ゴチャゴチャ言ってねえでさっさとやってくれ。 そこは、亀井大臣の豪腕に期待するしかねえんだろうな(で、マスコミは邪魔するなよな)。 なんにしても、さすがにマスコミもこういうまともな情報を出し始めたのはいいことだ。 今後はちょっとだけ信用しよう…なんて気はさらさらないけどな。 |
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200911232333 |
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