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FC2に移転したのをキッカケに、ブログランキングなんてものに登録してみたのだが、一部のみなさまのおかげで政治部門150位前後まで上げていただいたようだ。
感謝感激である。 当ブログでは、クリックの強要や騙しのようなことはやらないっていうか、そこまでする必要を感じていない。 記事のひとつひとつにバナーを入れているブログもあるけれど、それもやるつもりはない(なぜかと言えば、面倒だからだ(笑))。 よって、読んだ記事がいいなと思ったら、気まぐれで左にあるバナーをクリックしてくれりゃいいからねって、べつに宣言するほどのものでもないわな。 実は本題はそれじゃない。 そのランキングを見ていて、マジメにビックリしたので、その話をちょっとだけ。 ![]() http://blog.with2.net/rank1510-0.html すごいね、ここは。 タイトルだけでもなんとなく想像ついたのだが、片っ端から見てみて驚きの連続である。 植草先生やリチャード・コシミズ氏、ふぐり玉蔵さんなんかの例外もポツポツあるわけだけど、上位のほとんどがガチガチの「右翼」ブログなんだねえ。 しかも、その大半に「似非」ってつけたくなってしまうのは、おいらだけではないと思うわけだが。 おいらは正道の右翼はべつに嫌いじゃない。 まあ、あたくしが勝手に正道と思っているだけかもしれないが、天皇陛下を国民の代表としてうやまいつつ、日本の文化を愛し、日本人としての価値観で生きようという考えは、わりとおいらの思想にも近い部分がある。 逆に、まっとうな左翼も実はわりと好きである。 国家権力に対抗し、人権を重視し、人々との協調によってよりよい社会を作ろうというあたりは、同じくおいらの理念でもあるわけだ。 おいらのような考えで右翼・左翼を捉えた場合、どちらにも共感できる面があるわけで、みんな仲良くやればいいじゃんって話になる。 もちろん、そんなわけにいかないのは言うまでもないが(笑)。 昔の日本では、どちらかと言えば左翼的な思想のほうが強かったのだろう。 それは教育においても、就労においても、間違いなくそうだったと思う。 それに対して、ハンパじゃない揺り戻しが起こっているのが現在であって、いわゆるネット右翼のような連中が増えているのもそういう事情がある。 そういうときに日教組の話がよく言われるわけだが、そういった自虐史観教育による洗脳を行なってきたのも、いまネット右翼を煽っているのも、実は同じ連中であるわけだ。 非常にわかりやすい例として、従軍慰安婦のような問題がある。 単なる「戦地売春婦」という高給取りだった連中を担ぎ上げて(しかも偽物も多数いるようだ)日韓の軋轢にしたのは統一教会のやってきたことだし、今度はそんなものは事実無根だと大騒ぎさせているのも統一教会の工作だ。 韓国の反日運動にいたっては、合同結婚で連れ去れた日本人妻が謎の謝罪行脚をさせられて韓国人の心を揺さぶってるなんて話もあるし、韓国SGI、つまりは在日二世カルト宗教家である成太作こと池田大作大先生の子飼い連中が、日本国旗を燃やしたりして大騒ぎしているのも有名な話だ。 そもそも、韓国の反日の原点は、戦時中にアメリカで飼われていた李承晩という初代大統領なわけであり、韓国の事情とはまるで関係ないのである。 中国の反日教育だって似たようなもんである。 最近、日本に帰化した石平さんという中国の元民主活動家がいるが、反日なんてどこにも存在しなかったはずなのに、日本から一時帰国したとたん、かわいい甥っ子が「反日闘士」になっていたなんてエピソードが本に記されていた。 要するに、ある時期に、ある目的によって突然そのような政策がなされたってことだ。 それをやったのは、六四天安門事件による共産党への不満を外にそらす目的があったと言われている。 ただ、これだけ長期に引っ張って胡錦濤が国家主席になるまでやってたわけだから、そればかりが目的じゃないのは確かだろう。 これらの事情を考えてみれば、すぐに答えなんて出るんだけどね。 この3カ国がそろいもそろってお互いを憎むようになったのは、自然に発生したものでもなんでもなく、誰かの意図によってそうされたものだってことだ。 出てくるメンツも、統一教会に創価学会に中国の上海閥と、どう考えても国際金融資本の息のかかったヤツらばかりであるわけで、田中角栄を潰したヤツらと同じ連中だってことは言うまでもないだろう。 似非右翼な人たちが言っている「日本は中朝韓とは違う」ってのが本当なら、こういう構造に騙されることなく、冷静に対応できるような優秀な国民であるはずだけどね。 実際には口汚く罵ってるだけって、そりゃないんじゃないのって思うけどな。 ましてや、前にリチャード・コシミズ氏の話でも書いたけど、数限りなくこんな恫喝行為やら暴力行為を繰り返してるのが、他国をゴチャゴチャ言えるほど「レベルの高い国」なのかねえ。 http://www.youtube.com/watch?v=tTyANPKCczc http://www.youtube.com/watch?v=YisrGe-UnmU こいつらは日本国内にへんなレッテルを作ることに貢献している。 たとえば「排外主義」ってヤツだ。 本当の排外主義は、上のリンク先の映像みたいなのを言うわけだけど、外国人地方参政権のような、国益と照らし合わせて冷静に対処すべき問題でも、それを認めないことイコール排外主義のようにレッテルが張られてしまうのだ。 で、前にも書いたと思うが、日本人は本当にレッテルに弱い。 テレビに出ているだけの、中身すっからかんな専門家ってヤツもすぐに信じてしまう。 そうしてみんな複雑な思いを抱きつつも騙されちまうわけだ。 そして、それ以上に実質的な被害もある。 こういう連中が大騒ぎすれば、当然のように、中韓の政界権力図にも影響を与えてしまうわけだ。 戦争をやりたい連中とか、そういうろくでもないヤツらに力を与えることになる。 中国も韓国も、これまでに振り上げてしまった反日という拳を下ろすに下ろせなくて困っているところがある。 たとえば、靖国問題なんてのも、わりと最近になって作られたプロパガンダにすぎないわけだが、首相の公式参拝が行なわれればそれに猛抗議しないわけにいかない世論になっているわけだ。 仮に、そこで容認するようなことをしてしまえば、一部のバカが騒ぎ始めるばかりか、政権内で大騒ぎになり、国益に向かって共存関係を目指している層が失脚しかねないわけである。 それこそ、日本にとっては国益の毀損だ。 真実がどこにあるかなんて話は一切関係なく、そういう状態になってしまっているのだからどうにもならんわけだ。 よって、おいらは首相の靖国公式参拝には「基本的に」反対である。 一国民として、あたくしはしょっちゅう靖国参拝しているが、そういうこととはまったくべつの意味でそう思う。 なぜ、基本的にかと言えば、逆に言えば靖国公式参拝は「外交カード」として使えるからだ。 交渉ごとがうまくいかないようだったら「さて、靖国にでも行ってくるかな」という態度に出ればいいときもあるだろう。 政治なんてね、イデオロギーやら原則論やら国家のメンツで動いててもしょうがないのさ。 しらっとした顔して、なんでも利用するくらいじゃないとな。 というわけで、どうもこの手の似非右翼連中ってのは、わかっててやってる工作員か、さもなきゃよほどのアホのどっちかってことになる。 本物の右翼活動家とは、比べるのも失礼で失礼で土下座しても謝り切れない、どうしようもないクソどもだ。 こういう一見勇ましいこと言ってるブログに人気が集まる理由はなんだろね。 国民生活が疲弊して、不満の対象を隣国に向けるようになっているってのもあるんだろうが、それにしてもちょっと行きすぎな感じはするけどね。 まあ、おいらとしては、マイペースに冷静な政治・経済論を書いていくしかないんだけどね。 |
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200911192008 |
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