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こういうアホが日本をダメにしてんだな

船井幸雄先生のページで連載している朝倉慶氏のコラムに、非常に気になるものを発見した。
こんなアホが山ほどいるのだとすれば、そりゃ、日本という国がおかしくなるのも当然だ。

http://www.funaiyukio.com/money2/index_0910.asp

ものすごく簡単に解説すると、為替が一定のレートに達したとき、権利が発生もしくは消滅するオプションを、日本の地方公共団体などが山のように所有しているってことであり、それにより国家危機に近しいダメージを受ける可能性があるってことだ。

これらのノックインorノックアウト・オプションは、日本だけじゃなくて世界的に問題になっている。
一時はこれのおかげで韓国の中小企業が大変な騒ぎになっていた。
中国では、これらも含めて、すべてのデリバティブ契約を破棄する権利があると口にするようになっている。

さて、これらのオプションとはどのような目的であるのだろうか。
建前では、為替の急激な変動に対応するリスクヘッジのためにあるという。
だが、実際には「そんなレートになる可能性は極めて低い」と考えて、儲けを出すためにやっている連中がほとんどだ。

だけど、これっておかしくないかね。
だってさ、その「極めて可能性が低いレート」を達成した途端、胴元が大儲けできるシステムなわけだろ。
いかなる操作をしてでも、そのレートをつけさせて、カネをひっぺがそうとするに決まってるじゃないか。

現実に、ヘッジファンドのようなハゲタカ連中はそんなことばかりやっている。
こんなことはいまに始まった話じゃないわけで、少なくとも公共団体とか大学関係者なら「絶対に知っていなければならない常識中の常識」だと思うわけだ。

おいらは大学時代に経済学部にいたわけだが、三流のド底辺大学な上に、6年在籍でクビになってるし、128単位中11単位しか取ってない上に、取れた教科もロシア語とか体育とかまるで関係ないのばかりというどうしようもない落ちこぼれである。
そんな人間でも、べつに勉強したわけでもなんでもなく「ロスチャイルド家のワーテルロー詐欺」とか「作られた世界大恐慌」くらいは常識として知っているけどな。

前者は、ネイサン・ロスチャイルドという強欲なおっさんが、イギリスとナポレオン軍が戦ったワーテルローの戦いのときに大儲けした話だ。
イギリスの勝利を知ったこのおっさんは、突然、イギリスの国債や企業の株式を山のように売り払った。
ほかの投資家たちも、ネイサンの様子を見てパニック売りに入ったわけだが、そうして暴落したものを根こそぎネイサンが買い占めてしまったのである。
これにより、大勢の投資家が破産に追い込まれ、大量の自殺者も出たという。

後者は、好景気に酔っていたアメリカにおいて、突然、通貨の供給量を絞ったことで、株価の大暴落とともに銀行の破綻が相次いだものである。
もちろん、この原因になったのは、民間が通貨発行権を握り、自由に金融操作を行なえるようにしたからだ。

こういう「まずありえないこと」を、百年以上も実現してきたのが連中だ。
そんなことはごく当たり前の常識だし、ましてや頭のいい連中ならそれを熟知しているはずだろう。
こんな商品の勧誘があったなら、むしろ逆に考えなきゃいけないのだ。
あたくしなら「なるほど、近いうちにものすごい円高が来るんだな」って考えて、騙されたふりをしながら対策するけどな。

いまだにわかってない人が多数のようなので、改めて書かせてもらうが、こういう詐欺的構造こそが金融というものの正体なのだ。
何度も書いているが、そもそも通貨という存在からして幻のようなものであって、一部の人間が本物の富を独占するツールのひとつでしかない。

昔から「日本は遅れている」なんて言われているが、そもそも遅いとか早いというのはまったく関係のないことだ。
日本は実体経済で伸びた国であって、あらゆる圧力や金融による押さえ込みにさらされたにも関わらず、それでも何度も実体経済だけで這い上がってきた。
逆の言い方をすれば、こんな金融のマジックのようなものは必要なかったのだ。

ハゲタカ連中は、金融によって、日本を乗っ取り、搾取するしか方法がないことに気づいて、長い時間をかけて計画を進めていたのだ。
金融ビッグバンだってそうだし、株式の制度変更も、数々の公共団体の民営化もそうだ。
それがさも「改革」であって、必要なことのように喧伝されているわけだが、その理由を明確に説明できる人がどこにいるってんだ。

結局、こういうデリバティブがらみの話だって、仕掛けられたワナに愚かにハマったわかりやすい事例であって、こういうアホが日本をダメにしたという証拠なのだ。

で、似たようなことはまだまだ世界中で起こっている。
ここ最近のアメリカ経済回復詐欺だってそうだし、中国のとんでもないバブルだって似たようなもんだろう。
金や原油の高騰ももちろんそれである。
テレビ東京あたりに騙された、自分でものも考えられない素人のカネがそのへんに流れ込み始めたなら、そろそろバブルも終わりってことだ。
ていうか、もうそうなってきている。

そんななか、あのムーディーズが「米国債の格下げ」に言及したなんてニュースもある。
これ、アメリカがヤバいという単純な話じゃない。
米国債を山ほど保有している国を引きずり込んで、世界をメチャクチャにすると宣言しているようなものだ。
日本ももちろん無傷では済まないが、その最大の狙いが中国だってことは言うまでもない。

まあ、いままでテレビに騙されてきた人たちも、近いうちにわかると思うよ。
そのときになってわかっても遅いんだけどね…。

別窓 | 日本もがけっぷち | コメント:0 | トラックバック:0
200910240956
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