なんでも、公明党を叩き潰そうと、野党側が兵庫8区やら東京12区に大物候補を立てる予定があるそうですな。
ちなみに前者は冬柴VS田中康夫となる情勢であって、後者は太田代表VS小沢一郎の可能性があるのだというから面白い。
こいつらが落ちればカルト(の一角)はおしまいだろう。
おまけに、刺客候補を立てたとなれば、民主党系に公明党がすり寄ることも防げるし、多くの国民が思っている「公明こそがガン」という気持ちを、自民党の連中にいやというほどわからせることができるんじゃないかと思うね。
ついでといっちゃなんだけど、現在のおいらの拠点である東京一区も誰か大物でないかね?
ちなみに、ここにはあの与謝野馨がいるわけだが(事務所もすぐ近所なんだよね)。
その与謝野だが、太ったほうの中川と組んで麻生辞任要求作戦に出ていた。
もはやこのままでは当選の目はないと見たか、首のすげ替えを考えていたわけだが、内閣不信任案を否決した以上、そんな筋の通らないことはできないわけだ。
麻生もさすがに今回は覚悟を決めたようで、与謝野もしぶしぶ解散を認めるしかなかった。
結局、与謝野も売国奴中川も、そのほか麻生降ろしに必死になっている連中はみな、次の選挙でとても勝てない状態だってことだ。
政権交代が起これば、結局、検察なども方向修正するしかなくなる。
いままで、小沢や鳩山由紀夫ばかりを狙っていたけれども、今後は民主党の連中以上に真っ黒なヤツらがしょっぴかれる可能性もあるだろうね。
言ってみれば、西松建設であれだけやったことが、ブーメランになって返ってくるようなものだ。
与謝野の献金疑惑は小沢の比じゃないヤバさだし、中川秀直のような外資族連中には郵政などの史上最大の疑惑がある。
もちろん、あの小泉や竹中も例外ではない。
まあ、自民党も今回は思い切り負けて、まともな連中は反省し、売国奴どもはまとめて監獄へ行き、カルト公明は失脚という流れでいいんじゃないかね。
さて、選挙日程の話。
時間稼ぎとか、終戦記念日とか、さまざまな事情によってずいぶん引き延ばされているわけだけど、おいら的にはわりと歓迎である。
まず、民主党のスキャンダルを山ほど噴出させようと考えているかもしれないが、もはや国民が騙されるとも思えない上に、下野する可能性大の自公と距離を置く連中も増えてくるだろう。
それは検警察であろうと、マスコミであろうと同じだ。
とくにマスコミは自分たちの力がまるでおよばなくなっていることに危機感を感じていると思う。
あれほど政権寄りの偏向報道(というか、麻生と鳩山邦夫は叩きつつ、小泉一派のようなクソどもを持ち上げていたわけだが)を続けていたにも関わらず、このところ自民は負け続けの状態。
中国ではないが、かなりの人がテレビも新聞も信じなくなっているわけだ。
で、政治の空白ができるのも非常に歓迎である。
アメリカではまたもやノンバンク大手が破綻しそうであるし、このところろくに触れられていなかったCDSショックのニュースが増えているし、AIGにも再び危機説が持ち上がっている。
こんなときに対米隷属政権なんぞは存在していないほうが望ましい。
ただ、ちょっと怖い部分も実はある。
ちょっと前に、あのゴールドマン・サックスが大幅増益という話があった。
ほかの金融機関がボロボロになっているなか、ひとり勝ちの状態なわけだ。
そうなったのは、以前にもちょっと書いたように、AIGに出された公的資金を、CDSの支払いという形で受け取るように、アメリカの金融当局が工作したからにほかならない(実際、ポールソンとか、GS人脈が経済政策動かしてるんだからねえ…)。
というわけで、これまでの金融危機は、富の独占を進めるために仕組まれたものである可能性が高まったんじゃないかとおいらは思っている。
で、もう一段危機がやってくる(演出される)となると、価値が急落した日本の銀行株などを、GSに買い占められる可能性がないとは言えない。
そんな時期に、政治の空白というのは、ちょっと怖い部分があるわけだ。
もっとも、国際金融資本連中の手下みたいなのばかりなので、あまり変わらないとは思うけれども。
なんにしても、この夏はちょっと怖いかもしれないなあと、おいらは思っているわけだ。
何事もなく8月末が来て、問題なく政権交代というかカルト&外資族排除を果たして、永田町と霞ヶ関に血の雨が降るような事態こそが望ましいのだけれども。