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東京一区にも誰か頼むよ(笑)

なんでも、公明党を叩き潰そうと、野党側が兵庫8区やら東京12区に大物候補を立てる予定があるそうですな。
ちなみに前者は冬柴VS田中康夫となる情勢であって、後者は太田代表VS小沢一郎の可能性があるのだというから面白い。

こいつらが落ちればカルト(の一角)はおしまいだろう。
おまけに、刺客候補を立てたとなれば、民主党系に公明党がすり寄ることも防げるし、多くの国民が思っている「公明こそがガン」という気持ちを、自民党の連中にいやというほどわからせることができるんじゃないかと思うね。

ついでといっちゃなんだけど、現在のおいらの拠点である東京一区も誰か大物でないかね?
ちなみに、ここにはあの与謝野馨がいるわけだが(事務所もすぐ近所なんだよね)。

その与謝野だが、太ったほうの中川と組んで麻生辞任要求作戦に出ていた。
もはやこのままでは当選の目はないと見たか、首のすげ替えを考えていたわけだが、内閣不信任案を否決した以上、そんな筋の通らないことはできないわけだ。
麻生もさすがに今回は覚悟を決めたようで、与謝野もしぶしぶ解散を認めるしかなかった。

結局、与謝野も売国奴中川も、そのほか麻生降ろしに必死になっている連中はみな、次の選挙でとても勝てない状態だってことだ。
政権交代が起これば、結局、検察なども方向修正するしかなくなる。
いままで、小沢や鳩山由紀夫ばかりを狙っていたけれども、今後は民主党の連中以上に真っ黒なヤツらがしょっぴかれる可能性もあるだろうね。
言ってみれば、西松建設であれだけやったことが、ブーメランになって返ってくるようなものだ。

与謝野の献金疑惑は小沢の比じゃないヤバさだし、中川秀直のような外資族連中には郵政などの史上最大の疑惑がある。
もちろん、あの小泉や竹中も例外ではない。

まあ、自民党も今回は思い切り負けて、まともな連中は反省し、売国奴どもはまとめて監獄へ行き、カルト公明は失脚という流れでいいんじゃないかね。

さて、選挙日程の話。
時間稼ぎとか、終戦記念日とか、さまざまな事情によってずいぶん引き延ばされているわけだけど、おいら的にはわりと歓迎である。

まず、民主党のスキャンダルを山ほど噴出させようと考えているかもしれないが、もはや国民が騙されるとも思えない上に、下野する可能性大の自公と距離を置く連中も増えてくるだろう。
それは検警察であろうと、マスコミであろうと同じだ。
とくにマスコミは自分たちの力がまるでおよばなくなっていることに危機感を感じていると思う。
あれほど政権寄りの偏向報道(というか、麻生と鳩山邦夫は叩きつつ、小泉一派のようなクソどもを持ち上げていたわけだが)を続けていたにも関わらず、このところ自民は負け続けの状態。
中国ではないが、かなりの人がテレビも新聞も信じなくなっているわけだ。

で、政治の空白ができるのも非常に歓迎である。
アメリカではまたもやノンバンク大手が破綻しそうであるし、このところろくに触れられていなかったCDSショックのニュースが増えているし、AIGにも再び危機説が持ち上がっている。
こんなときに対米隷属政権なんぞは存在していないほうが望ましい。

ただ、ちょっと怖い部分も実はある。
ちょっと前に、あのゴールドマン・サックスが大幅増益という話があった。
ほかの金融機関がボロボロになっているなか、ひとり勝ちの状態なわけだ。
そうなったのは、以前にもちょっと書いたように、AIGに出された公的資金を、CDSの支払いという形で受け取るように、アメリカの金融当局が工作したからにほかならない(実際、ポールソンとか、GS人脈が経済政策動かしてるんだからねえ…)。

というわけで、これまでの金融危機は、富の独占を進めるために仕組まれたものである可能性が高まったんじゃないかとおいらは思っている。

で、もう一段危機がやってくる(演出される)となると、価値が急落した日本の銀行株などを、GSに買い占められる可能性がないとは言えない。
そんな時期に、政治の空白というのは、ちょっと怖い部分があるわけだ。
もっとも、国際金融資本連中の手下みたいなのばかりなので、あまり変わらないとは思うけれども。

なんにしても、この夏はちょっと怖いかもしれないなあと、おいらは思っているわけだ。
何事もなく8月末が来て、問題なく政権交代というかカルト&外資族排除を果たして、永田町と霞ヶ関に血の雨が降るような事態こそが望ましいのだけれども。

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別窓 | 日本もがけっぷち | コメント:0 | トラックバック:0
200907171602
延びるかと思ったが、追い詰められたな…

要するに売国奴諸君とマスコミはやりすぎたってことだな。
追い詰めすぎて、逆にガブリとやられた形だ。
麻生太郎、やっと仕事をしたではないか。
鳩山邦夫で揉めてたときに、さっさと西川を切る道を選んでおきゃよかったのにねえ。

さて、昨日の都議会選についてだが、次のような見方もある。

http://richardkoshimizu.at.webry.info/200907/article_14.html

ううむ、なるほど…とおいらはうなった。
確かに今回も全勝を収めた公明党ではあるが、その内容に大きな差があるということだ。
小選挙区制なら、ほとんど議席を取ることができないだろうとは思っていたが、過去の情報と見比べると、創価学会の組織としての疲弊ぶりがハッキリする。

ところで、この公明党には、以前から住民票移動疑惑が囁かれている。
これについても、2ちゃんねるに多く貼られている、このコピペが非常にわかりやすい。

都議選のときだけ異常に増える不思議な目黒区の公明票
【目黒区における公明票】
.実施年 議会名 公明票
 2009  都議会 21531 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||  ←都議選
 2007  参院比 10499 |||||||||||||||||||||
 2005  衆院比 13147 ||||||||||||||||||||||||||
 2005  都議会 22749 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||  ←都議選
 2004  参院比 12243 ||||||||||||||||||||||||
 2003  衆院比 12311 |||||||||||||||||||||||||
 2003  区議選 13618 |||||||||||||||||||||||||||
 2001  参院比 12865 ||||||||||||||||||||||||||
 2001  都議会 22120 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||  ←都議選
 2000  衆院比 11038 ||||||||||||||||||||||
 1999  区議選 13282 |||||||||||||||||||||||||||
 1998  参院比 13142 ||||||||||||||||||||||||||
 1997  都議会 23508 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||  ←都議選
 1995  区議選 12640 |||||||||||||||||||||||||

すごいな、すでに2009年の情報も入ってるわけだ(まあ、更新するのは簡単だけど)。
まあ、あからさますぎて笑うしかないね。

住民票移動をした場合、3カ月経たないと新しい住所での投票ができないのはわりと有名な話だと思う。
というわけで、各地から動員した1万人ほどの信者さんたちは、地元のお仲間に票を入れることができないわけだ。
もちろん、これは目黒区だけの例であるから、ほかの選挙区も含めたら十万以上の規模であったとしてもおかしくない。

そんな事情があるからこそ、年末から年始にかけて、公明党が解散総選挙を迫っていたのだ。
「国民のため」でもなければ「信者のため」でもなければ、もちろん「国政」とか「経済」とかそういう公益のために言っていたわけじゃない。
すべては「都議選」と「衆院選」の両方で組織票を集めて、ひとりでも多くの信者さんを議会に送り込みたかっただけのことだ。

仮に、この公明党の疲弊ぶりに気づき、ここがカルト排除のチャンスと麻生が考えたのだとしたら非常に面白い。
麻生自身がどうであるかはべつにして、ほかの自民党連中のなかにも、内心そう思っているヤツらがいるはずだ。
もしかすると、自民党はわざと負けにきているのかもしれないと、ちょっと疑ってしまう。
自民党内の本当の保守勢力が、公明党が勝手に離れていくように画策して動いた可能性もあるだろう。
一時的に民主党が政権を取り、そこに公明がすり寄ったとしても、そう長い政権が続くとは限らないわけだから。

よって、民主側もここはハッキリと明言して選挙戦を戦うべきだ。
「我々は絶対に公明党とは連立しない、マニュフェストにもそう載せる」と民主内の本当の保守勢力の人は言ってしまったほうがいいだろう。
水面下で公明とのつながりを考えている売国左翼勢力がいろいろ騒ぎ始めるはずだが、それで人気が出た途端に黙らせることができるし、まず確実に追い風になるだろう。

そうなると、結局は自民党も自分から公明を切らざるを得なくなる。
それこそが問題解決の早道だ。
少なくとも「児童ポルノ単純所持規制」のような、治安維持法ばりの言論統制が持ち上がることは二度となくなるはずだ。

そうなれば、これまでに隠されていた創価の事件が明るみになり、さらには新銀行東京口利き疑惑などの汚職行為にもメスを入れることが可能になるだろう。
やはり、そう考えてみると、公明党を含めた売国勢力は負けたのだ。

別窓 | 日本もがけっぷち | コメント:0 | トラックバック:0
200907132336
結局、公明は全部勝ちやがったのか…

うーん…としか言いようがないな。
確かに都民は目覚めたようではあるが、結局、組織の公明党は23人擁立で全勝。
喰われたのは、自民と共産、でもってどうでもいい少数グループのところだ。

ところで、さっきの記事で「民主単独過半数か?」と書いたわけだけど、58人しか擁立してなかったから、初めからそれは無理だったわけね。

公明党もとい創価学会は、警視庁利権と宗教法人認可の関係があって、絶対に東京都議会選だけは落とすことができないとばかりに、全国から住民票集めてまで必死に戦ったに違いない。
連中にとっては、国政選挙以上に大事なものだったわけだ。
なんとか落としたかったけれども、さすがに小政党として、大選挙区での勝ち方をよく心得ているだけに見事にやられた感じだ。

だが、これが衆議院選になればまた事情は違ってくる。
ご存知のとおり、こちらは小選挙区制(すべてが1人区)と比例代表制の組み合わせ方式だ。

この小選挙区制のために、得票率ではさほど差がなかったにも関わらず、自民党の大勝を招いたのが前回の選挙である。
これが、今度はまったく逆のパターンになりそうな雰囲気だ。

今回の都議選には、7つの1人区があった。
そのうち島部(伊豆諸島、小笠原諸島は東京都である、念のため)を除けば、自民党は全敗。
ほとんどを民主党にかっさらわれた格好だ。
そのなかには、さっきもちょっと書いたように、おいらの地元のような「自民党員以外は議員にあらず」という雰囲気の保守的な地域も含まれている。
おそらくは自民党選対の古賀誠あたりは、怖れていることだろう。

このままでいったなら、来月にやろうと9月にしようと、おそらく自民党は歴史的な大敗を味わうことになるだろう。
公明もまた、小選挙区では票を伸ばすことが難しい体質であり、大きな政界の変革につながる可能性がある。
これ自体は非常にいいことだと思う。

ただ、怖いのは、民主党のなかにも、自民党と変わらぬ売国奴が山ほどいるということ。
岡田や前原のような、明らかに国際金融資本や経団連の流れの人間もいれば、鳩山代表のような統一教会臭のプンプン漂うヤツもいる。
もっとも、一定の評価はしているとはいえ、小沢や菅などの人間も裏は非常に真っ黒だ。

おいらが理想に挙げていたのは、自民と民主、そのほか国民新党などを含め、まともな保守政治家たちだけを残していき、与野党のバランスによって維持される政治構造だ。
よって、民主党の大勝も自民党の大敗もちょっと面倒なことになるなあと個人的には思っている。
カルトとどうしようもない売国勢力を永田町からたたき出せばいいのだ。

というわけで、選挙の結果がどうなろうと、我々は国会に関する監視を強めていかなければならないと思うわけだ。

この結果を受けて、おそらく選挙は先延ばしになるだろう。
解散をせずに任期満了まで引きずるかもしれない。
そして、その間に、さまざまなスキャンダルが噴出する可能性も高い。

なんにしても騙されないように警戒することだろう。

別窓 | 日本もがけっぷち | コメント:0 | トラックバック:0
200907130058
どうやら都民はバカじゃなかったようだ

都議選、すごいことになってるようですな。
これを書いている時点で、民主が第一党確実どころか、ヘタすりゃ単独過半数すら見える勢い。
すごいのは、おいらの地元である田舎の選挙区でも民主党が勝っていることだ。
歴史的に自民党が強い場所であったし、定員も少ないものだから、ほかの政党が入り込む余地なかったんだけどね。

みんな自公のうさんくささに気づいたってことだろうな。
投票率も前回より伸びているようだし。

おいらは決していまの民主党を支持するつもりはないし、自民党を全否定する気もない。
都議会においては、単純に公明だけ排除できればどうにでもなると思っている。
ガンはカルトなのだ。
在日二世宗教家・成太作こと池田大作の創価学会および公明党を議会から排除すれば、東京都のみならず、日本全体にとっていい方向に行くはずだ。

もちろん、最近出てきた幸福なんとか党も同じことだ。
まあ、これについてはまた改めて書こうと思う。

さて、22時現在のNHK速報によれば、民主41(前回34)、自民7(48)、公明3(22)、共産0(13)そのほか1(8)である。
だいたいの勢力が見えるのはこの夜中のことだろうか。
要注目である。

別窓 | 日本もがけっぷち | コメント:0 | トラックバック:0
200907122204
なんか勘違いしている人が多いようだ

最近、このブログを見てくれている人が増えているのか、結構な数のメールやらメッセージが届いていて、我ながら驚いている。
アクセス数で言えば大したことないんだけどねえ…。

しかし、不思議なのは、普通の公開コメントじゃなくて、わざわざ私信として送ってくる人のほうが多い点だ(まあ、お仲間の私信も一部あるけどね)。
そのほとんどはおいらに否定的な意見である。
べつに堂々と批判してもらっていいんだけどね。
もっともだと思ったら受け入れるくらいの柔軟さはあると思ってるけど。

ただ、どうも一部に勘違いしている人がいるようなので、その点についてはちょっと触れておいたほうがいいかなと思った。
まあ、前から書いているように、他人にどう思われようがあんまり気にはしてないんだけどね…。

-----

1、最近の不況と労働に関する話

どうも、おいらは「実力主義」を唱えており、失業などの問題についても「本人の努力不足」であり、労働者をモノ扱いしている人間のように取られているようだ。
あながち間違いではない部分もあるが、決してそういうわけじゃない。

まず、実力によって待遇が変わり、格差が現われるのは、当然であるししょうがないことだと思っている。
とくに政治とか行政の部分においてはそうだ。
それは、できる人間が国の根幹部分に関わるようになってほしいし、そのほうが国益が守れるという考えがあるからだ(確か前にも書いたと思うが)。

ただし、その地位を獲得する選抜過程には、国民全員、公平にチャンスがなければならないと思う。
だからこそ、教育は無料、もしくは優秀な人間については国が金を出してやるくらいの施策が必要だと思っている。

ついでにいえば、格差はあっても最低限度の部分は国家が面倒を見なければならないとも思う。
そのためにあるのが公共事業なのだ。
むしろ、国家事業として、仕事がない人たちを雇い入れる構造が必要だと思っている。
国がやらなければならないことは、農業政策など、まだまだ多数あるのだから。

だが、民間企業にで働いている人間が、単に権利だけを要求することに関してはいいかげんにしろと思う。
それと、フリーランスや自営業者、会社経営者なども、甘えたことを言ってれば淘汰されて当たり前だとも思っている。
売り上げがなければ、民間企業は潰れてしまうのだから、そこは仕方あるまい。
大手のように余裕があるところはまだいいが、うちのような零細企業の場合、とてもじゃないがワガママを聞いていられる状況じゃないのだ。

2、事件とか冤罪とかそのあたりに関する話

理由はよくわからないが、このへんについてのメールが一番多い。
おいらは、世の中には冤罪事件が数多くあるんじゃないかと思っている。
そもそも、明確な証拠がなにもなかったり、証拠の入手過程に疑惑があったりする事件は数多くあると思ってるし、そこについてマスコミがだんまりなのも気になるところなのだ。

有名なところで言えば…

 宮崎勤事件
 和歌山ヒ素カレー事件
 サカキバラ事件
 植草一秀覗き&痴漢事件
 高知白バイ事件

このあたりに関しては、少なくとも「有罪にできる法的根拠はなにもない」と思っている。

何度か書いてきたことだが、おいらは罪刑法定主義者であって、疑わしきは罰せずというか、明確な物的証拠(状況証拠ではなく)がなければ罪に問うのはおかしいと思っている。
そもそも、一般国民が知ることができる状況証拠というのは、マスコミのフィルターがかかったものだけであるし、メディアの世界のなかに数多くのタブーがあるのを肌で知っているおいらとしては、そのままを信じることはできないし、しない。

理由はよくわからないけど、これらについて書くと、なにやらよくわからないお説教から嫌がらせのようなものまで、結構な数のメールをいただくんだよね。
後者のほうはどうでもいいとして、前者のほうにはときどきカチンとくるものがある。
たとえば、だいたいのニュアンスをおいらの言葉で書くとすると「どうせ事実を知りうる立場にないんだから、もっと身近な話を取り上げたらどうだ?」なんて感じのがあった。

余計なお世話だ(笑)。
おいらがなにを書こうと自由だろ。

そもそも、これらを身近なものだと思ってないのはいかがなものかと思うね。
いつ、なんどき、自分のそばで事件が起こり、疑いをかけられるかなんてわからないのだ。
そんなとき、警察やメディアによって、いつの間にやら容疑者にされてしまうかもしれない危険がこの国にはあるんだぜ?
で、前にも書いたかもしれないが、この国では警察に捕まったらほぼ間違いなく有罪なのだ。

そういうシステムの不備を正していかなかったら、善良な市民(と完全に言い切れるかどうかはべつとして)としては安心して暮らせないじゃないか。
ひとりひとりがそういうことに対して無防備でいることがまずいと思うからこそ書いているのだ。

で、べつにおいらが書いているものについても、そのまま信用しろとは言わない。
自分でいろいろ調べてみて、自分の考えを持てばいいんじゃないかと思うけどね。

さて、ほかの例にも触れておくか。
まあ、これが一番多いんだけど、おいらが「革マル派」と同じで、反権力の陰謀論に取り憑かれているうんぬんの話だ。
もうちょっと素直に世の中を見ないと、誰にも相手にされなくなるとか、そういう意見もある。

正直、それらに疑いを持ったキッカケはいろいろあるし、その革マル派がらみもあったと思うよ。
だけどさ、どっちが正しいのか、さもなきゃどっちも正しくないのか自分の頭で考えてみるとさ、いろんな疑問が湧いて出てきたわけ。
全部ではないけど、公的資料だって調べたさ。
そうしたら「素直に」おかしいと思っちゃったんだからしょうがないじゃないか(笑)。

生きている間に、信じていたなにかが瓦解した経験のひとつやふたつ、誰にでもあるんじゃない?
それが自分の根幹のようなものであって、いまさらそんなことは認められないと思考停止している人もたぶんいるんだろうね。
人間ってのは、たいてい保守的なものだから、しょうがないと思う。

おいらの場合、最初にその経験をしたのが、自分および大切な人たちにとって思い切り実害のあることだったもんだから、とても見過ごせないと思ったし、そのときに身につけた「自分の頭で考えて納得できないものは一切信じない」クセがついてしまっただけなんだけどね。

むしろ言わせてもらうなら、どうしてそんな簡単に人の言ってることを信じてしまうの? ってところだろうね。
べつに、それは自由なんで、どうでもいいんだけどさ。

3、他人をボロクソになじっている話

前にも書いたように、おいらは自分さえよければ他人がどうなろうが知ったこっちゃないと、心の底から本気で思っている。
そういう聖人君子とはほど遠い俗物的な人間だし、表向きいい子ちゃんになろうとも思ってないんだから、これに関してゴチャゴチャお説教並べられたところでなにも変わりはしないさ。

結局、国やら事件やら国際金融資本なんかについて書いているのも、自分を取り巻く環境がいいものでなくては困るという自分の都合で自分のためにやっていることだ。
それが気に食わないなら、べつにムリに見てもらう必要なんかない。

「なんか言ってやらねば、気が済まない!」って気分になって、私憤の解消のためにメールを寄越しているのなら、まあ、好きにやってもらって構わんけどね。
堂々と批判してもらってもまるで構わんよ。
宣伝とかエロいのとかを除けば、コメントを消す気もないしね。

4、児童ポルノとかエロとかそのへんの話

いやー、実はこれが原因でこの記事書いてんだよね(笑)。
コメント欄はからっぽなのに、どういうわけかメールやらメッセージはかなり来たもんで…。

だから何度も言わせるな。
おいら自身はガキのハダカになんか興味ねえんだって(笑)。
当事者意識として反対しているわけでもなければ、児童ポルノを野放しにしろって話でもないのよ。

だいたい、そんなにエロとかセックスって悪いことなのか?
人間に限らず、動物全般が持っている「種の保存」の本能なんだぜ?
一部サイトやブログには、性に対する罪悪意識を植えつけることで、人口削減に向かわせてるんじゃないか、なんて陰謀論的な説もあるけど、本当にタブー視している人って結構いるんだね(眉唾かと思ってたけど、意外にもその可能性がありそうに思えてきた(笑))。

おいらには子供がいないからそんなことが言えるのかもしれないが、第二次性徴を経て性欲が生じてしまった彼らを止める方法なんてないと思うね(全員がそうとは言わないが、自分にだって心当たりあるだろ?)。
しかも、ママにエロ本が見つかって、机の上に積まれてたような平和な時代とはまるで違うのだ。
一部の人間は驚愕するかもしれないし、ごく一部のことをあげつらってと言うかもしれないが、こんな恐ろしい実態もあるんだぜ(おいら自身、出会い系研究の本で取材したこともあるし、これがごく少数の話なんかじゃないことを知っている)。

http://www.j-cast.com/2009/07/04044179.html
http://www.j-cast.com/2008/11/10030074.html
http://www.j-cast.com/2007/08/10010267.html
http://www.j-cast.com/2007/10/28012615.html

セックスをタブーにしてしまっている結果、親の知らないところでカラダを金に換えたり、性病にかかったり、酷い場合には経済力もないのに妊娠しちまったりするケースが発生してるんじゃないかとおいらは思うけどね。

児童ポルノがいいとは言わないし、これらのことを放置しておいていいとも言ってないし、言うつもりもない。
ただ、一方的に(変態の?)大人を加害者、子供を被害者とする見地がそもそも間違ってるし、そこに横たわっている問題はアグネス・チャンのような工作員が言ってるトンチンカンな話のレベルじゃないってことだ。

よって、児童ポルノの単純所持規制なんてものが、上記のような状況を改善することもなければ、児童ポルノ自体の撲滅にもつながらないどころか、言論統制などの危険な要素をはらんでいるし、むしろそれだけが目的としか思えない悪法だと主張しているだけだ。

そんな考えは穢らわしいとか、子供は天使だとか、思うのも主張するのも、おいらにおしかりのメール送るのも自由だけどさ、だったら一生動物的本能と無縁な「人間らしい倫理的な生き方」でもすりゃいいんじゃねえの?

-----

…まあ、そんなところだ。

それにしても、こんなマイナーなブログに対してこれだけ反応があるってことは、人気ブログやってる人って大変なんだなあ、と思ったよ。
すごい時代だねえ…。

別窓 | 日本もがけっぷち | コメント:0 | トラックバック:0
200907050947
政治的な人間は正直言って嫌いだ

前に社内のずるいヤツについて書いたことがあるけれども、今回は外注の話。
ご存知のとおり、出版というのはフリーランスの人間が多い業界であるわけで、編集者という商売は、いかに人脈があるかという部分を問われるものでもある。

おいらも自分がフリーの立場だったことがあるし、そもそも会社の経営サイドにいるってことは、スタッフを抱えているフリーランスであるとも言えるわけだ。
というわけで、質の高い仕事を決められた予算とスケジュールでこなしていかなければ、いつか淘汰されてしまうだろう。
常にそうならないように努力しているつもりではあるが、まあ、結果がすべてなのは、ほかの業界とまったく違いはない。

そんなわけで、当然のように外注業者に対しても、厳しい目で見ざるを得ない部分がある。
当たり前のことだ。
会社としては、本来利益になるかもしれない部分を外注業者に払っているわけであって、それだけの価値のないものに金を払うことなんかできるわけがない。
しかしながら、勘違いしている連中が多いのもこの業界の特性であって、実績と言えないような実績を引っさげて独立し、そのまま食い詰めるヤツ、廃業するヤツ、べつの業界に流れていったヤツなど、これまでどれだけ見てきたかわからない。

それでも、必死にこの業界にしがみついているヤツらがいる。
おいらもそのひとりのようなものである。

向上心があり、努力を怠らず、食うや食わずやであろうとがむしゃらにやっている人間は評価しているし、今後も円満な関係を続けていければと思う。
だが、そうでもないヤツもかなりいるのだ。
言ってみれば、ものすごく政治的な連中である。

それが、こちらにとって非常に重要な人脈につながっているようなケースであれば、気分のよし悪しはともかくとしてつき合わざるを得ないこともあるし、そのための努力をしているという意味で、おいらは非常に評価するわけだ。
そういう意味での政治手腕はむしろ買う。

だが、単純にうちのような会社に食い込むのに政治性を前面に押し出しているようなタイプは正直好きではない。
しかも、そういうヤツに限って、替えが利かないようななにかをひとつとして持っていなかったりするわけなのだ。

なんて抽象的な話を書いてもわからないと思うので、具体的なエピソードを書こうと思う。

ある結構な年輩のライターがいる。
もともとはうちのスタッフのひとりと仕事をしていただけだったが、おいらは上司として紹介されたわけである。
そんなとき、必ずどんなことに使える人間であるかどうかを確認すべく、あたくしはその作品をチェックしたり、これまでの経歴を聞いたりするわけだ。

で、どうかと言えば、まったく高い評価に値する人間ではないというのがおいらの判断だ。
べつに人脈を持っているわけでもなければ、仕事の上がりがいいわけでもない。
この業界に河原の石ころくらい存在する連中のひとりである。

しかし、本人は仕事をくれと営業攻勢をかけてくる。
まあ、その部分については評価しているが、じゃあ、なにを頼めばいいのかまるでイメージがわかないものだから、常に候補に上がらないわけだ。

ただ、こういう人間についても、利用価値はそれなりにある。
困ったときに便利に使うという方法だ。
こんなことを言えば、人でなし扱いされるかもしれないが、事実なのだから仕方あるまい。
社員ならともかくとして、フリーランスで仕事をするなら、実力がすべてなのだから。

で、ちょっと前のことになるが、ある雑誌の担当が仕事をやりきれずピンチに陥ったとき、おいらはその人を呼び寄せていくつかの仕事を振ったことがあった。
正直、そのあといろいろ修正しなければならない低レベルな上がりだったが、その人をうまく使ったからこそなんとか形になったのだとは思う。

しかし、ここからが問題だ。
おいらのような会社で上の立場にいる人間(この会社では編集制作やらなんやらの部長であって、社長に続く責任者である)からピンチの仕事を大量にもらったことで、どうもいろいろと勘違いしてしまったようである。
会社にやって来るたびに「あの短時間でムチャな仕事をやった」みたいなことを口にし、こちらに恩を売ろうとしてくる。
それが意識的なものなのか無意識的なものなのかはわからないが、おいらとしてはそう受け取るに決まっているわけだ。

まあ、ムチャを押しつけたことは事実だが、それでもこちらの発注に対して向こうが応えただけのことだとおいらは思うわけだ。
それを文句ひとつ、愚痴ひとつこぼさずに繰り返しやるようなタイプの人間であれば、チャンスになるような仕事をなにかまわしてみようかとも思うが、こういうことを言い出すヤツはいちいち対応が面倒なので、当然避けるようになる。

そんなわけでしばらくほったらかしにしておいたのだが、ほかのスタッフがなんかの仕事をまわしたらしく、また会社にやって来た。
で、またもや「〆切まで時間がなくて困るんですよ」とわざわざおいらに言ってくる。
だったら仕事請けなきゃいいんじゃないの? とは言わないが、あたくしの本音はそんなもんだ。

実はそのライターと担当、前に一度揉めたことがある。
お互い時間がないなかでの仕事でいらだち、ケンカになったのだ。
そのときはしょうがないからおいらが仲介に入った。
なぜなら、その担当が逆ギレしたのがケンカの原因であって、どう考えても弊社のほうに非があったからだ。
結局、なだめて仕事させたり、焼肉に連れてったり、非常に面倒な目に遭った。

で、詳しい事情はよくわからないが、またもやなにやら揉めたようである。
今度は、そのライターが担当とおいらの両方にメールを送ってきた。
なんでも、時間が足りなくて取材先にアポを取れなかったとかそういう話のようだ。

ていうか、今度のケースで言えば、非があるのは必ずしもこちらばかりではない。
仕事を請けた時点で時間がないことはわかっているのだから、それはムリかもしれないとか、もう少し時間が延ばせないかとか、担当とうまく打ち合わせればいいだけのことだ。
我が社にもとんでもない急ぎ仕事が舞い込んでくることがあるが、そのときには「クオリティが維持できるスケジュールではない」とか「この部分だけなら責任持って請けられる」とか、必ず話し合ってから承諾するようにしているし、それが当然のことではないかと思うわけだ。
引き受けたあとに文句を言ってもらっても困る。

おいらの受け取り方としては次のようになる。
仕事を請けながらも、時間が時間がと言いわけを繰り返し、いざなんかの問題が起こったなら担当のせいにして、これまでの借りがあるだろうと上司のおいらを引っ張り出して「ギャラがなくなるような事態」を防ごうとしているに違いない、と。
本人がそう考えているか否かはべつにして、こっちとしてはそう受け取らざるを得ない。

わからないかな…こういう面倒な外注なんて、金輪際使う気になれないのだ。
特別な才能や人脈があるような人間ならつき合うことになると思うが、いくらでも替えが利く人材であるわけで、切ることも干すこともまったく躊躇なんてない。

だいたい、借りがあるだなんてかけらも思っていない。
ものすごくできる人に対してムチャなことをお願いしたならそう思うけれども、むしろ金に困っているライターに仕事をまわしているわけだから、フィフティー・フィフティーだ。

そもそも、クライアントの上層部に対してクレームを持ち込むということの意味をわかっているのかと言いたい。
おいらを取り込み、個人的な関係としていろいろ利用できると勝手に思っているかもしれないが、あたくしの考えは絶対的に違う。
こっちに非があるなら頭も下げるし接待もするが、それがないのなら社員を守るに決まっているではないか(いかにできが悪かろうがなんだろうが、そこに関しては関係ない)。

そういうヤツに限って、下の人間に対しては横柄だったり、若造扱いしたりするくせに、おいらのような上の立場の人間には聞こえのいいこと言うのも興味深いところだ。
「なんでもやらせていただきます」とかね。
じゃあ、文句を言わずにやれよ。
そのへんは言葉どおりに受け取るぞ、おいらは。

なので、そのメールに対する返信には、謝罪の言葉に続けて「正式な苦情として承りました」と記しておいた。
社会人をそれなりに経験している人なら、その意味がわかるだろう。

こういうヘタに政治的な人間は嫌いだし、手痛いしっぺ返しを喰らうことになるとおいらは思う。
でも、意外にも多いんだよね、このタイプ。

で、こういう人間に同じくありがちなのが「たかり屋」タイプである。
金がないからギャラをさっさとくれとかね。

そもそも、フリーランスってのは自立した業者だろうに。
金銭的に困ってるとか、食えないとか、そんな話は知らん。
だったら、就職するなり、空いてるときにバイトするなり、やれることはいくらでもあるだろう。
自分でどうにかしろ。

それから、取っ払いしてほしいなら先に言ってくれ。
こっちだって入金のタイミングや資金繰りの都合があるのは同じだ。
その時点で支払いできる予算でやるしかないし、当然のように額面だって下げさせてもらう。
ギャラの話を決めてから、それを持ち出すような真似をしないでもらいたい。
もちろん、後からだって削らせてもらうけれども。

こんなことは言いたくないが、食い詰めるのは自分のスキルと努力が足りないからだ。
そういう人間がどうしてもフリーランスでやっていきたいなら、まことに残念なことに、誰かにいいように利用されて生きていくしかない。
面倒なのとかピンチヒッターとか汚れ仕事のようなものをもらって食いつなぐしかないのだ。

その意味で言えば、弊社もまた脇を締めてかからなければならない。
そういう連中につけ込まれないようにしなくてはならないってことだ。
社員に対してそれを説くのもおいらの仕事である。

こう言ってはなんだけれども、世の中のライターの大部分は「こいつらに金を払うくらいなら、自分で取材するし、調査するし、原稿も書くわい!」というレベルである。
で、ろくなスキルもねえクセに贅沢なことを抜かしやがるヤツも多い。

おいらは、いざとなったら単行本1冊くらいの分量は3日で書けるし、雑誌の100ページであっても1週間で完成させられる。
必ずしも満足できる仕事であったとは思わないが、業界の底辺にいる限りは、こういったことだってやらねばならないこともあるのだ。
政治的工作だの、言い訳だのを考えている暇があったら、さっさと仕事すりゃいいと思う。
そういう覚悟の決まってないヤツにムリにやってもらう必要なんかないと、心の底から思うのだ。

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200907041030
自民党終了でしょ、これ

いま、ネットの一部で話題になっているのがこれだ。

http://www.youtube.com/watch?v=pt1pr76hT0M

繰り返し書いている児童ポルノ規制法案について意見の電話をかけたところ、このような態度で電話を切られたという話だ。
これは、以前にあった東芝の一件じゃないが、どんどん広めたほうがいいだろうね。
いまの自民党には「国民」なんてものを見る気はまったくないようだしね。
選挙の前に人気取りしようと必死だったくせに、腹の中身はそんなもんかいな。

さて、繰り返しになるが、児童ポルノ規制の自民党案については、おいらは真っ向から反対である。
それは表現の規制であって、言論統制でもあり、権力の道具にしかならないと思うからだ。
同様の理由で人権擁護法案など、言論統制の可能性を秘めている(というよりはそういう目論見で作られているとしか思えない)ものについては全面的に反対だ。
これは出版界の人間であるとか、そういうこととは一切関係ない。

ついでに言えば、児童ポルノが酷いと撲滅を考えている人にはべつのアドバイスをさせてもらう。
だったら、そういう「被害者」が生まれないような根本の対策を取れ!
まずはガキがそれらの業者などに近づくことがないように「未成年者立ち入り禁止区域」を作ったり、へんなヤツらと連絡を取れないように「携帯電話等の使用規制」をかけたり、いくらでもやることがあるだろうに。
前にも忌憚のない意見で書かせてもらったが、そのほうがよほど問題なのだ。
子供を野放しにしている状態で、見かけだけよさそうな規制を作って、あらゆる言論を縛ろうとすることなど、絶対に許しちゃおけない。

海外の子供を金で買ってることについてはどうするかって?
そりゃ頑張って取り締まれとしか言いようがない。
ハッキリ申し上げるが、このへんについては一部日本人にも同じ穴に暮らす連中がいるのは事実だが、おそらく日本人が思っているのよりも遥かに酷いレベルの話が世界中にごろごろしているのだ。

さて、以下の話は少々覚悟して読んでもらう必要があるかと思う。
だが、現実を知りたいと思う人は絶対に読んでおくべきだ。

1996年に、ベルギーで「デュトゥルー事件」と呼ばれる、児童誘拐強姦殺害そのほかもろもろの事件があった。
その詳細を書いていると長くなるので、だいたいのところは下記のリンクを読んでもらいたい。

http://www.rue89japon.com/?p=1433

これだけでも非常に恐ろしいことであるが、実はこの話にはさらに続きがあるのだ。
いまでは、グーグルなどで調べても「どういうわけか」なかなかヒットしない(以前は普通に引っかかったのだけど…)。

この裁判をめぐって、ベルギーでは30万人規模のデモに発展したことがある(ちなみにベルギーの人口は1000万人程度なので、どれほどの規模かわかりそうなものだ)。

このデュトゥルーについては、ふたつの大きな謎がある。
ひとつは、過去に捕まったとき、あっさり3年にて釈放されてしまったこと、そしてもうひとつは、明らかに「組織犯罪」であることが見て取れるのに、このデュトゥルーと家族などの共犯者のみが捕まっただけで、司法当局がそれ以上の取り調べを行なわず、裁判でもまったく突っ込まなかったことである。
それが大規模デモの発端になった。

市民としては当然の行動だ。
これまでは単なる「家出」だと思っていた失踪児童たちが、実は人さらいにあって、売り飛ばされていたかもしれないとわかったのだから、事件の背後を徹底究明するように要求するのも当然である。

結局、これらの人身売買組織は、世界的につながっているものであり、権力とのなんらかの癒着が見て取れるわけである。
疑いの眼差しでこの事件を見ている人間はいまだに少なくない。

この話、実のところ日本も例外とは言えないのだ。
大人にしても子供にしても、毎日のように失踪する人間がいる。
必ずしも自発的な失踪ばかりではないし、北朝鮮による拉致だけでもないと考えるべきだろう。
確かに、他国に比べれば平和だけれども、水面下ではいろいろと危険なことが起こっているわけで、警戒しなくちゃならない。

よって、本気で子供を守ろうと思っているなら、まず着手しなければならないのは、保護者らが子供をしっかりと管理できるシステム作りである。
親もそうかもしれないが、同時に現代の学校のような「子供の立場が強い状態」というのも改めなくてはならない。

そして、ベルギーの例でもわかるように、国民が政府や警察などに対して、ハッキリとものを言える土壌も作らなければならないわけだ。
だから、言論統制につながるものは絶対に許してはならない。

ひとつだけ怖い例をあげるなら、児童ポルノの単純規制が行なわれているアメリカでは、本人がそれを意識して見たかどうかを証明することなく、ブラウザーのキャッシュにそれがあったというだけで逮捕され、10年以上もの牢獄生活を余儀なくされているなんて話もある。
いまの自民党(内の一部売国奴)&公明党がやろうとしていることは、日本の未来をそれと同じ状態にすることなのだ。
決して「子供を守ること」を目的にしているわけではない。
宮沢りえだのジャニーズだの、枝葉の議論ばかりが問いただされている昨今であるが、それ自体が目くらましであることに気づいてもらいたいと思う。

さて、世の中には小児性愛者というのは実は結構いるらしい。
実際のところ、これは異常でも病気でもなく、本人の嗜好の問題なので、いわゆる「正しい方向」と呼ばれているほうに治せるものではないだろう。
やはりどこかでガス抜きをしなければ、犯罪の増加に向かう可能性は高いと思われる。
よって、リアルな児童ポルノについては規制するにしても、やはりバーチャルな世界は「誰も被害者がいない」こともあるし、残していくべきとおいらは思っている。
好き嫌いの話とは関係なく。

それに、こんな統計もある。

イタリアの児童保護団体《テレフォノ・アルコバレーノ》
http://www.inthefrontline.org/
調べの児童ポルノサイトの国別利用者数

【2004年】
1 アメリカ 32.71%
2 ドイツ 5.72%
3 ロシア 3.93%
4 日本 3.59%
5 フランス 2.52%
6 イタリア 2.25%
7 オランダ 1.94%
8 スイス 1.57%
9 ポーランド 1.55%
10 イギリス 1.54%

【2007年】
1 アメリカ 22.82%
2 ドイツ 14.57%
3 ロシア 8.39%
4 イギリス 7.02%
5 イタリア 6.14%
6 フランス 3.56%
7 カナダ 3.16%
8 スウェーデン 2.94%
9 スペイン 2.05%
10 日本 1.74%

ちなみに、この間にドイツとイギリスでは単純所持規制が施行されたそうだ。
つまり、規制すれば規制するほど、それらのものにアクセスしたい欲求は増すし、それがサイトであるうちはまだいいが、近所の子供をさらったり襲ったりする可能性もあるということである。

そのなかで日本がこれだけ低下しているのは、いわゆる「HENTAI」と呼ばれるマンガやアニメの世界でのバーチャル児童ポルノのおかげではないかと、あたくしは個人的に思っている。

こういう統計に目をつぶって感情論で押し通そうとしているヤツらの正体が見えるではないか。
最近、やっとのことでNASAが「地球温暖化の原因は太陽活動」と認めた(CO2原因説は、所詮は排出権取引によるバーチャルマネーゲームとエコ利権のためってこと)らしいが、結局、正しい数字を見せずにプロパガンダを広めようとしても、言論の自由があればウソはウソと知れてしまうのだ。
連中が一番怖れているのはそういうことであり、だからなんとしても気に入らない人間を叩き潰そうとするのであって、このことを我々は知らなければならない。

まあ、こういう下半身がらみの話は、なかなかお堅い人たちは聞く耳持ってくれないんだけどね…。

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200907031255
人気があればって、タレントじゃないんだから…

って、元タレントというか、タレントだわな(笑)。
なんでも、自民党がそのまんま東の入閣を考えているとかいないとか。

宮崎県知事としては確かに頑張ってるんじゃないかと思うけどね。
でも、まだなにもかもやり切ったわけじゃないだろうに。

そもそも、ヤツの力の源泉はなにかと言えば、メディアを利用する力だろう。
これまでに持ち上げられたことも叩かれたこともさんざんあるわけで、どうやってそれを利用したらいいのかわかっているからこそ、あのような行動がとれる。

現時点では、メディアが取り上げてくれている。
ただ、一地方の首長のままでは、そのうち飽きられるのは目に見えている。
というわけで、そのまんま東の本音としては、自分が賞味期限を迎える前に、なんとしても国政の場に入り込みたい、というものだと思う。
結局、メディアあっての人であって、それ以上でもそれ以下でもないのだ。

自民党選対の古賀誠って男は、本当に狡猾なヤツなので(ある意味、政治家向きということで、必ずしもけなしていない)メディアの力を逆に利用する方法を考えたんだろうね。
単純にタレント候補を擁立するよりも、こうやって裏から手をまわして「広報ロボット」にするという意味では正しいやり方かもしれないと思わないでもない。

まあ、でもね、あんまり国民を嘗めないほうがいいと思うけどな。
確かに4年前は、メディアに乗せられて、小泉という売国奴を当選させてしまったばかりか、余計なチルドレンなんぞを永田町に放り込む結果になってしまった。
だが、いまはメディアの動きと国民の目指す動きには明らかな乖離が見て取れる。
横須賀の件でもわかるように。
ましてや、TBSのような低視聴率で苦しむ局まで出てきているのだから。

いいかげん、本質で政治を論じて動く体制に変えていかなきゃまずいって。
それは政治家やら政党のほうもそうだし、我々国民だって同じことだ。

さて、ずっとそのまんま東と言ってきたわけだが、一応は東国原知事としての話をしよう。
このお方、マスコミを利用して「地方分権」のあり方について持論を飛ばしていることでも有名だ。
それに賛同している橋下のような人間もいるわな。

だけどねえ、ハッキリ言ってしまえば、地方分権なんてものは絵に描いた餅でしかないと思うんだよね…。

地方分権が進むということは、極論を言えばそれぞれの地方が独立運営するということだ。
日本はよくも悪くも東京、大阪、名古屋などの大都市圏に人口も税収も集中している構造であって、そこからの割り振りがなければ地方は運営はできない。
たとえばの話、島根県あたりになると、県全体の総人口が東京の一市町村である八王子市よりも少ない状態だ。
前に石原都知事が「東京とほかの地方の知事を同列に考えるな」と上から目線で言っていたことがあるが、これは歴然たる事実だ。

というわけで、それぞれの地方に権限が渡ったなら、これまでしぶしぶ金を地方にまわしていた東京などは、まったく金を出さなくなるだろう。
地方分権=地方切り捨てであり、要するに自殺行為であるわけだ。

前から何度も書いているが「見かけではよさそうなこと」が必ずしも本当にいいことであるとは限らない。
いまはまるで国家が地方のなにもかもを吸い上げているかのようにメディアが伝えているし、その流れを読んだ上でタレント知事がいろいろ言っている状態なのだ。

まあ、おそらく、東国原知事はそこまでバカじゃないと思うので、本音と建前は使い分けているとは思う(そうでなければ、単純に地方切り捨てに行きたい勢力の使いっ走りってことになるが、そのへんはよくわからない)。
地方分権というものを、国から金をぶんどり、自由に使う権利の強化として口にしているんじゃないかと思うわけだ。

さて、そんなわけで、あたくしは基本的に地方分権というものはまったくムダだと思っているし、どちらかと言えば、国に金を集めて、地方がよりうまくそれを吸い上げる構造を作ったほうがいいと思っている。
そのためにやるべきなのは、実は国会議員の構成を変えることじゃないかと思うのだ。

アメリカを例に挙げよう。
ご存知のとおり、この国は州が合わさってできたものであって、地方分権というよりは、地方の一部権限を連邦に預けているタイプの国家だ。
日本はまったく違うタイプなので真似することはないと思うが、ひとつだけいいと思うのは、上院と下院の構成なのだ。

上院は各州から2名と、人口と関係なく平等な形で選出される。
一方、下院は人口比例である。

仮に、日本の参議院にこのアメリカ上院方式を入れたらどうなるか?
衆議院は国全体の方策をメインにし、参議院は国と地方のパイプ役、知事は地元の番人という、非常にわかりやすい構造ができるのだ。
いまのような、果たして意味があるのかどうかわからない二院制よりもはるかにいいはずだ。
おまけに、地方の国家に対する発言権も増えることになるだろう。

まあ、永田町にしがみついている連中がそれを実行するとは思えないわけで、誰か力を持ったリーダーが現われない限りは絶対に無理だろうけどね。
少なくとも、政党が選挙における人気取りとメディアの利用を考えているような状況ではお話にならないということだ。

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200907011242
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